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2013年5月 5日 (日)

ライジング・ドラゴン

ライジング・ドラゴン
ライジング・ドラゴン
劇場:MOVIX京都
監督:成龍
音楽:王宗賢
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):成龍(石丸博也)、クォン・サンウ(真殿光昭)、張藍心(本多真梨子)、姚星(園崎未恵)、廖凡(高橋広樹)、ローラ・ワイスベッカー(魏涼子)、アラー・サフィ(家中宏)、オリヴァー・ブラット(島香裕)、ケイトリン・デシェル(堀川千華)、施祖男(江川大輔)、陳柏霖(勝杏里)、廬恵光(中西としはる)、[以下、カメオ出演]林鳳嬌(タナカサキコ)、呉彦祖、舒淇 他


 《ラストのサプライズにビックリ!》


 「サンダーアーム/龍兄虎弟」(1986年)、「プロジェクト・イーグル」(1991年)に続く、ジャッキー・チェン主演の「アジアの鷹」シリーズ最新作。来年還暦を迎えるジャッキーは、この映画を最後に“大がかりなアクション映画からの引退”を表明した(同時に俳優活動は続行することを言明)。


 19世紀、清王朝時代。英仏軍の進攻により略奪され、世界に散った12個の秘宝「十二生肖」。世界を駆けるトレジャーハンター“JC”(成龍=ジャッキー・チェン)は、アンティーク会社「マックス・プロフィット社」の大富豪ローレンス社長(オリヴァー・ブラット)からの依頼で、行方の知れない6つの秘宝を探しだすことに…。


 フランスに渡り、古城に潜入して手がかりを得たJCは、150年前に消えた難破船を追って南太平洋の孤島へ渡る。密林で大冒険を繰り広げるJCの前に、謎の刺客が立ちふさがる。「十二生肖」を巡って、全世界を揺るがす闇のシンジケートの陰謀が動き出していたのだった…。


 このところ年齢的なこともあって、アクションは控えめな映画が多かったジャッキー・チェンが、久々に挑んだアクション大作。若い時ほどのキレは無いが、映画で観る限り(香港アクション映画の常套手段=“コマ落とし”で撮影されているとはいえ)まだまだ体は十分動いているように見える。


 だが、恐らく体は傷だらけでガタガタなのだろう。もちろんCGを使えばアクションはできるのだし、アメリカじゃ80代のクリストファー・リーだって、それで首から上だけでアクションシーンを演じているんだが(笑)、生身のアクションに拘るジャッキーは当然それを許さないのだ。


 今回の映画はアクション重視で、ストーリーは大味。ご都合主義もいいところで、美術品に関してもかなり雑な扱われ方をするのだが、「俺の物は俺の物、おまえの物も本来は俺の物」というような話の展開は、何だか今の中国をそのまま風刺しているようで、このへんは時々中国を批判しているような報道がされるジャッキーらしい演出なのかな、と思ってしまった。


 ちなみに、本作はジャッキー映画の集大成となるような、クォン・サンウや陳柏霖(=チェン・ボーリン)、舒淇(=スー・チー)といった韓国や台湾の人気俳優も出演しているのだが、一番驚いたのはラストシーンだ。それまでJCと電話で口論していた妻が、火山の火口から無事生還したJCの病室へ見舞いに来るシーンで、まさかその妻役をジャッキーの実の奥さま(林鳳嬌=ジョアン・リン)が演じているとは思わなかった。彼女はジャッキーと極秘結婚したあとは、芸能界をほぼ引退同然だったため、約30年ぶりの銀幕復帰である。実生活をあまり公にしたくないというジャッキーの意向もあったためか、結婚生活は苦難の連続だったようだが、花束を渡す姿はどこか清々しく、実に和やかな締め括りであった。


私の評価…☆☆☆

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