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2013年6月25日 (火)

オブリビオン

オブリビオン
オブリビオン
劇場:TOHOシネマズ二条
監督・脚本・原作・製作:ジョセフ・コシンスキー
音楽:M83
出演:トム・クルーズ、モーガン・フリーマン、オルガ・キュリレンコ、アンドレア・ライズボロー、ニコライ・コスター=ワルドー、メリッサ・レオ、ゾーイ・ベル、アビゲイル・ロウ、イザベル・ロウ 他


 《前半は良、だが最近のSF映画では常套手段となった“アレ”が描かれる後半はダメダメ》


 監督のコシンスキー自身が執筆し、出版されたグラフィック・ノベルを映画化。


 2077年、地球はスカヴと呼ばれるエイリアンの攻撃を受け壊滅。生き残った人類は、他の惑星への移住を余儀なくされるが、ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)は荒廃した地球に残り、パトロール機バブルシップで高度1,000mの上空から地球を監視している。ある日、ジャックは墜落した宇宙船で眠る美女、ジュリア・ルサコヴァ(オルガ・キュリレンコ)を発見する。目を覚ました彼女は、何故か逢ったことのないジャックの名を口にした。彼女に不思議な結びつきを感じながら、次第にあらゆる現実に疑問を抱くようになっていくジャック。だが、誰もいない筈の地球で謎の男によって拘束される。そして、2人に隠された「真実」は謎の男、マルコム・ビーチ(モーガン・フリーマン)によって明かされようとしていた。


 人類のいない地球に残されたジャックと、突如現われたジュリアとの切ない愛。しかしジュリアは何者なのか? そして、ビーチの目的は…?


 '70年代あたりのSF映画のオマージュがたっぷり詰まった映画。まぁ「2001年宇宙の旅」や「スターウォーズ」などを観て育った世代には、楽しめるかなといった感じなのだが、前半は確かに面白い。


 ところが後半は急にそれが失速する。と、いうのも昨今のSF映画では常套手段ともいえる“クローン技術”を用いているから。このクローン技術が、例えば「スターウォーズ」の、その名も“クローン・トルーパー”のような、映画全体からしたらザコキャラのようなものに使われるなら、まだいいのだが、主役にこれを使うと、その後のストーリーがいくらでも作る事ができるようになってしまい(悪しき例として「バイオハザード3」をあげておこう)、途端に味気の無いものになってしまうからだ。脚本で行き詰まってしまうと、ついついそういう安易な手を使いたくなりがちだが、できればそんな手は使ってほしくなかった。でないと、あのオチではジュリアが暮らすジャックの理想郷に、後々記憶に目覚めたジャックのクローンが、わんさかとやってくるんじゃないの(笑)?


 まぁ、でもこの監督がてがけた前作「トロン:レガシー」に比べりゃ、遥かにマシなものかも。自分が期待していたものとは、ちょっと違ったけど。


私の評価…☆☆☆

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