« パッション | トップページ | 101回目のプロポーズ »

2013年11月 5日 (火)

死霊館

死霊館
劇場:MOVIX京都
監督:ジェームズ・ワン
出演:ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、ロン・リビングストン、リリ・テイラー、シャンリー・カズウェル、ヘイリー・マクファーランド、ジョーイ・キング、マッケンジー・フォイ、カイラ・ディーヴァー、シャノン・クック、ジョン・ブラザートン、スターリング・ジェリンズ、マリオン・ギュヨ 他


 《クラシックなオカルト映画》


 アメリカでは非常に有名な超常現象研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が、これまでの調査の中で、最も邪悪で恐ろしい事例として封印してきた、1971年に実際に体験した衝撃の事件を基に描くオカルト映画。


 数多くの怪奇現象を解決、心霊学者として著名なエド・ウォーレン(パトリック・ウィルソン)とロレーヌ・ウォーレン(ヴェラ・ファーミガ)夫妻が、40年もの間、あまりにも邪悪すぎるために極秘にしてきた事件がひとつだけあった…。


 1971年、アメリカのローズアイランド州。父(ロン・リビングストン)と母(リリ・テイラー)、その5人の娘たちが、人里離れた地に引っ越してくる。辺りには何もない古ぼけた一軒家だが、中は館のように広く、家族にとっては夢のマイホームであった。だが間もなく、その家で次々と奇妙な出来事が起こり始める…。


 決して家の中に入ろうとしなかった愛犬の突然の死。なぜか外より気温が低い部屋に漂う異様な臭い。午前3時7分に止まる家中の時計。毎朝、母親の身体に浮かぶ覚えのない痣。誰もいない空間に語りかけるまだ幼い末っ子。鬼が目隠しすると、ひとり増えている隠れんぼ。真っ暗の地下室から聞こえる手を叩く音。家に体当たりして、自殺する鳥たち。やがて遂に娘たちに危害が及び始め、一家はウォーレン夫妻に助けを求める。夫妻が周辺の土地を調べると、そこには耳を疑う血と闇の歴史があった。7人の家族を救おうとウォーレン夫妻は立ち上がるが、凄絶な力が彼らを迎え撃つのだった…。


 「SAW」の監督が作るというので、また斬新なホラーになるのかと思っていたら、舞台が'70年代ということもあるのか、「エクソシスト」を思わせるような、かなりクラシックなオカルト映画であった。


 ただ、昔のオカルト映画よりもこの映画はかなり陰鬱でかなり怖く、このあたりはJホラーの影響が色濃く出ているのかなあとも思う。


 とにかく主人公が相対する悪魔の描写が凄まじい。何よりも先に存在を察知していた愛犬を殺し、子供に幻覚を見させ、母親に憑依して、徐々に母親の命と子供を窮地に追い込んでいく様は、映画史上最恐の悪魔といっていいくらいだ。結果的には“家族愛”が重要なキーポイントとなって、物語は解決していくが、いやはや久々に、骨太な怖いホラー映画を観たという感じだ。


 ちなみに、この映画は全米でサマーシーズンに公開されNo.1ヒット。となれば続編も期待されるところだが、もしも作られるならば、本作のラストに示される、有名なあのアミティビル事件のことになるのか? ということは“あの映画”のリメイクになるのか? あの事件は、今では住人の金目当ての捏ち上げ説が有力となっているが、もし作られるなら、真相を暴いてほしいところである。


私の評価…☆☆☆★

|

« パッション | トップページ | 101回目のプロポーズ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 死霊館:

» 『死霊館』お薦め映画 [名機ALPS(アルプス)MDプリンタ]
本作は一応、実話を元にしており、ウォーレン夫妻もペロン一家も実在の人物だという。「真実の恐怖」への先入観で、ますます「何かが来るぞ来るぞ」感が煽られてしまう。いやはや想像以上の怖さであった。何が怖いって、恐怖に怯えている人々の普通の状態が非常に現実的で…... [続きを読む]

受信: 2013年11月29日 (金) 08時48分

« パッション | トップページ | 101回目のプロポーズ »