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2013年12月

2013年12月31日 (火)

今年のマイ・ベスト邦画&洋画

 と、いうわけで、これを書いている時点で大晦日を迎えているのだが…(タイムラグの関係で明けたかもしれんけど)。


 実は年内に鑑賞した映画があともう3本あるのだが、今日中に感想が書けそうにない(泣)。年末年始は仕事で忙しいのだ(←言い訳)。その3本とは「カノ嘘」と「ブリングリング」と「ゼロ・グラビティ」で、こちらについては年明けに書きます(ゴメンなさい)。


 さて、今年観て良かった映画、まず洋画だが、自分が付けた点数を見直してみると、5点をつけたものが無い(笑)。昨年12月公開分からの今年のお正月映画を含めれば「007」があるのだが、そういったものを除けば、4.5点の中で特に良かったのは韓国映画の「10人の泥棒たち」ということになる。韓国映画の人気は、日本では下火になっちが、この映画は完成度も高く、面白かった。


 日本映画は「旅立ちの島唄」。南大東島の中学生の生活をモデルに描いた話だが、主演の三吉彩花の演技と、親の役の小林薫・大竹しのぶの演技が静かな感動を呼んだ。


 さて、来年はどんな良作が公開されるのか。邦画で観に行きたいなと思えるのが、あまり無いのが残念だが、洋画では夏公開予定のハリウッド版「GODZILLA」は、ちょっと楽しみだ。


 今年は114本の映画をスクリーンで観たのだが、来年は何本観られるか? 少なくとも100本超えはしたいなぁ!

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ルパン三世 VS 名探偵コナン THE MOVIE

ルパン三世 VS <br />
 名探偵コナン THE MOVIE
ルパン三世 VS <br />
 名探偵コナン THE MOVIE
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:亀垣一
脚本:前川淳
原作:モンキー・パンチ、青山剛昌
音楽:大野雄二、大野克夫
声の出演:〈ルパン三世〉ルパン三世…栗田貫一、次元大介…小林清志、石川五ェ門…浪川大輔、峰不二子…沢城みゆき、銭形警部…山寺宏一 〈名探偵コナン〉江戸川コナン…高山みなみ、毛利蘭…山崎和佳奈、毛利小五郎…小山力也、鈴木園子…松井菜桜子、阿笠博士…緒方賢一、灰原哀…林原めぐみ、吉田歩美…岩居由希子、小嶋元太と高木刑事…高木渉、円谷光彦…大谷育江、目暮十三…茶風林、白鳥任三郎…井上和彦、佐藤美和子…湯屋敦子、千葉刑事…千葉一伸、宮本由美…杉本ゆう、三池苗子…田中理恵、ジェイムズ・ブラック…家弓家正、ジョディ・スターリング…一条みゆ希、中森銀三…石塚運昇、怪盗キッド…山口勝平 〈その他〉キース・ダン・スティンガー…緑川光、エミリオ…入野自由、クラウディア…夏菜、アラン・スミシー…内野聖陽、ルチアーノ…金尾哲夫、キング…三浦知良、マスター…八奈見乗児 他


 《一作で、2倍お得》


 3年前に放送されたTVスペシャル版が、好評だったことを受けて製作された劇場版。原作者が異なる2作品のコラボということ自体珍しく、本来ならありえない、違う出版社同士のコラボ作品でもある。


 米花町の銀行に保管されているチェリーサファイアという大変貴重な宝石を狙うルパン三世からの予告状が届いたことから、ルパン専任捜査官であるICPOの銭形警部と警視庁の目暮警部は協力体制を敷く。激しい攻防戦の末、躍起になる警察の目を掻い潜りルパンにまんまとチェリーサファイアを盗み出されてしまう。そしてルパンは、峰不二子をそばに置くアラン・スミシーという謎の男に電話をかける…。その頃江戸川コナンら少年探偵団は、来日した海外の超人気アイドル・エミリオと美人マネージャー・クラウディアに釘付けになっていた。そんな中、ルパンの相棒・次元大介がエミリオのボディーガードについているのを見つけたコナンは、ルパンらが何か企んでいることを察知。さらにライブ中止を要求する脅迫文がエミリオの元に届き、私立探偵・毛利小五郎が身辺警備にあたることに。ルパン一味の逮捕を目指す少年探偵団は、思いがけず石川五ェ門の待つアジトを発見する。エミリオのライブ当日、会場の東都スタジアムでチェリーサファイアをめぐる恐ろしい取引がなされるという情報を得たコナンと灰原哀。ライブの熱狂の渦の中で、ルパン一味や警察、探偵、アラン率いる謎の組織の思惑が交差する…。


 この企画は両方の作品が共に放送される地上波のネットワークが同じであることと、アニメ製作会社が同じTMSエンターテインメント(旧・東京ムービー新社)ということで実現したのであろうが、2つの作品の絵自体が全く違うタイプのもののはずなのに、ほとんど違和感無く1つの画面に融合しているのは凄いなぁと思った。昔のようなセル画では、このようなことをするとたぶん不自然になってしまっただろう、今はほとんどのアニメ製作でパソコンが使われているが、権利関係さえクリアできれば、このような事が比較的簡単にできるようになったのかもしれない。


 本作ではコラボならではの“お遊び”が随所に見られる。オープニングは両作品のものが両方流れるのだが、それぞれにお馴染みの口上があって、ルパンとコナンがいつもは自分や仲間の事を口上で述べるのだが、本作では互いに相手と相手の仲間を、それぞれの口調で紹介するという演出がされていた。過去の名シーンへのオマージュも、たっぷり捧げられており、コナンファンの子供たちだけでなく、ルパン三世を1stシリーズから観ているオッさんたちでも楽しめるものとなっている。前作のTVスペシャル版は「ルパン三世」の世界観にコナンが入り込む設定だったが、今回はその逆だ。TVスペシャルは、両作品の声優交代前なので見比べてみるのも面白いだろう。


 ちなみに、本作のエンドロールの後に、次回の劇場版「名探偵コナン」新作の予告がエピローグと共に流されるが、いつもの劇場版「コナン」のそれとはパターンが異なり、珍しい“二段落ち”となっている。と、いうことは… 明確には示されないが、また、コラボ企画の“何か”があるのかな?


私の評価…☆☆☆☆

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2013年12月29日 (日)

47RONIN

47RONIN
47RONIN
47RONIN
劇場:T・ジョイ京都
監督:カール・リンシュ
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ 日本人キャストは基本的に全て本人が吹き替え):キアヌ・リーブス(森川智之)、真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子、赤西仁、田中泯、ケイリー=ヒロユキ・タガワ(菅生隆之)、梶岡潤一、山田浩、羽田昌義、國元なつき、曽我部洋士、米本学仁、ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン(志村知幸)、出合正幸、中嶋しゅう、伊川東吾(天狗の首領の“中の人” 日本語吹き替え…大木民夫) 他


 《ファンタジーとしては許せる範囲だが》


 日本人なら誰もが知る「忠臣蔵」の話をベースに、ハリウッド独自の解釈で描くファンタジー。


 かつて鎖国時代の日本は海の外の国々にとって神秘の地だった。競い合う藩主たちの頂点に君臨するのは絶対君主の徳川将軍。藩の秩序を守るのは、刀に生きる侍たち。主君と藩を守ることが彼らの使命だった。主君を失ったり忠義に欠けるとされた侍は恥にまみれ、「浪人」の身に落ちた。だが、この47人の物語こそ、真の侍の魂を知る物語である―。


 時代は徳川綱吉(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)が将軍職にあった日本。鎖国で海外と隔絶されていた当時、魑魅魍魎の跋扈していた諸国も、武家の支配の下、一応の安寧を保っていた。そんな諸国のひとつに、名君・浅野内匠頭(田中泯)を領主とする播州赤穂があり、一方で吉良上野介(浅野忠信)は、密かに赤穂を併呑する野望を持ち、側室の座に納まっている謎の女、ミズキ(菊地凛子)と共に、ゆくゆくは徳川家をも滅ぼして天下を取ろうとまで目論んでいた。カイ(キアヌ・リーブス)は、少年の頃、どこからとも知れず赤穂に流れてきた異端児で、命さえ危ないところを、領主浅野の温情で助けられ、浅野の娘・ミカ(柴咲コウ)にも愛されて、郊外の小屋でひとり暮らしを続けながら、大人に育っていた。以来、カイには、浅野父娘のためなら命に替えても、その恩と愛に報いたいという気持ちが根付いていたのだ。


 しかし、綱吉が赤穂を訪れていたある夜、城内でミズキに妖術をかけられ我を失った浅野は、寝所の吉良に切りかかって疵を負わせるという事件を起こし、綱吉にその現場を目撃されてしまう。これに怒った綱吉は浅野に切腹を命じ浅野家は取り潰され、一連の出来事を吉良の謀略と不審に思っていた家老・大石内蔵助(真田広之)始め家臣たちは禄を失い浪人へと身を落とす。赤穂は吉良の領地となり、ミカは1年の喪明けに吉良と婚儀を約束させられる。その場での復讐をと猛り立つ家臣たちを、今はその時期ではないと抑えた大石は吉良によって地下牢に押し込められ、家臣たちは所払いを言い渡され四散、そしてカイは、出島のオランダ人に奴隷として売られてしまうのだった…。


 一応、「忠臣蔵」がモデルとはなっているが、やりすぎとも取れるアレンジのおかげで、「南総里見八犬伝」のようなSF時代劇になってしまった。ただ冒険ファンタジーとしてとらえるなら、まだ楽しんで観られるところだが、「忠臣蔵」からも、かなり捻曲がった方向に話が向かうので、日本人としては、怒りたい気分にさせられるという人も多いだろう。


 確かに吉良より若いはずの浅野内匠頭はなぜかジイさんキャラだし、本来はお姫さまを助けにいく話でもない。天狗伝説などお伽話みたいな要素も無理矢理入っていれば、本家「忠臣蔵」では切腹するはずの大石主税(赤西仁)は、なぜかお咎めなしとなってしまうなど、あまりにも違いすぎる。


 まぁ、切腹のシーンは西洋にはその文化がないから、描き方がどうもおかしい(普通は上半身裸にはならない)のと、斬り合いのシーンばかりではアメリカなどの場合、子供が観られない「R指定」になりかねないから、ヒロインとして姫を登場させるのは、過去にアーノルド・シュワルツェネッガー版の「コナン・ザ・グレート」の例がある(アメコミの映画化にも関わらず1作目が残酷描写の多さで「R指定」となり、それを回避するため続編「キング・オブ・デストロイヤー」で原作にない姫を登場させた)ので、この2点に関しては仕方ない面もあるが、こんなふうにアレンジするなら「忠臣蔵」よりも前述の「里見八犬伝」や、撮影中の事故が原因で結局劇場未公開となってしまった井筒和幸監督の「東方見聞録」(後にDVD化された)の方がよかったのではないかと思う。


 ところで、この映画アメリカでは日本より遅れて今月25日から上映されているが、このアメリカでの公開直前に、配給元のユニバーサルが評価損を計上したと発表された。額は明らかではないが、この映画の製作費は1億7500万ドルともいわれていて、北米での公開5日間の興収は1700万〜2000万ドルと予想がされている。この予想通りとなれば、巨額の予算が投じられた映画としては極めて低い水準となるようで、大赤字になる可能性があるとのこと。


 やっぱり外国の文化も、それはそれできっちりと描かないと、本国での評価もかなり低く見られてしまうようですな。


私の評価…☆☆★

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2013年12月28日 (土)

RED リターンズ

RED リターンズ
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ディーン・パリソット
原作:ウォーレン・エリス、カリー・ハムナー「Red」
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):ブルース・ウィリス(磯辺勉)、ジョン・マルコヴィッチ(樋浦勉)、メアリー=ルイーズ・パーカー(山像かおり)、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(深見梨加)、イ・ビョンホン(阪口周平)、アンソニー・ホプキンス(勝部演之)、ヘレン・ミレン(沢田敏子)、ブライアン・コックス(石田太郎)、デヴィッド・シューリス(安原義人)、ニール・マクドノー(大塚芳忠)、ギャリック・ヘイゴン(津田英三)、ティム・ピゴット=スミス(梅津秀行)、ミッチェル・マレン(河本邦弘)、マーティン・シムズ(佐々木哲夫)、ヴィアスタ・ヴラナ(水野龍司) 他


 《老体に鞭打って頑張るオッサンたち》


 約3年前に公開され大ヒットした、アメコミの実写映画化作品「RED」の続編。「Retired(引退した) Extremely(超) Dangerous(危険人物)」が、世界の危機を救うため、再び立ち上がる!


 諜報活動の一線から退き、穏やかな毎日を送っていた元CIAエージェント、フランク(ブルース・ウィリス)と恋人のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)は、再び思いがけないトラブルに巻き込まれる。全てはフランクとかつての相棒・マーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が、CIA在籍中の32年前、冷戦下のモスクワで手掛けた極秘プロジェクト、小型核爆弾製造に関わる極秘計画が原因だった。あろうことか、核爆弾を奪ったテロリストとして国際指名手配を受けた2人に、列強の諜報機関から次から次へと最強の刺客が放たれる。フランクとマーヴィンは着せられた汚名を晴らし、行方不明になった小型核爆弾の隠し場所を突きとめるため、サラと共にヨーロッパへと飛ぶ。パリからロンドン、そしてモスクワへ。一体誰が、何のためにフランクたちを罠に陥れたのか?


 そして消えた小型核爆弾の行方は? 今、世界滅亡を阻むため、チームREDは最終決戦を仕掛ける…。


 前作で最高齢だったアーネスト・ボーグナインが逝去(享年95歳)し、キャサリン・ゼタ=ジョーンズやイ・ビョンホンが参加、アンソニー・ホプキンスを含めても、平均年齢が若干若返った。


 しかし、最近は「エクスペンダブルズ」といい、来月公開の「大脱出」といい、ちょっと年くった男たちが、老体に鞭打って暴れ回る映画が多いねぇ。CG等の撮影技術の成せる技なのかな? ま、面白けりゃそれでいいんだけど。


でも、今作で一番カッコイイのは、何といってもヘレン・ミレン。イ・ビョンホンが運転する車から、敵めがけて二挺拳銃でガンガン撃ちまくる姿は、役者として今までやったことがない(本人・談)とは思えないくらい、さまになっていた。


 まだまだ、ここに出ている俳優は、体が動けそうだから、できる限り続編は作ってほしいな。


私の評価…☆☆☆★

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2013年12月24日 (火)

グリフィン家のウエディングノート

グリフィン家のウエディングノート
劇場:TOHOシネマズ二条
監督・脚本:ジャスティン・ザッカム
主題歌:マイケル・ブーブレ「Save the last dance for me(ラストダンスは私に)」
出演:ロバート・デ・ニーロ、キャサリン・ハイグル、ダイアン・キートン、アマンダ・セイフライド、トファー・グレイス、ベン・バーンズ、スーザン・サランドン、ロビン・ウィリアムズ、クリスティン・エバソール、デイヴィッド・ラッシュ、パトリシア・ラエ 他


 《洒落たコメディーだが、セリフが少々卑猥》


 ハリウッドを代表する名優たちが挙って共演するコメディ。


 自由人な彫刻家のドン(ロバート・デ・ニーロ)を筆頭に、ドンと10年前に離婚した徹底したリベラル派のエリー(ダイアン・キートン)、ドンとエリーの離婚後一家の母親役を担ってきたドンの恋人ビービー(スーザン・サランドン)、童貞を貫き通している長男ジャレド(トファー・グレイス)、なかなか子宝に恵まれず夫とうまくいっていない長女ライラ(キャサリン・ハイグル)、幼い頃に養子に迎えられた次男アレハンドロ(ベン・バーンズ)ら曲者揃いのグリフィン一家。オープンすぎるほどあけっぴろげな一家だが、関係性は複雑だった。アレハンドロと婚約者メリッサ(アマンダ・セイフライド)との結婚式が近づき、一家は10年ぶりに顔を合わせる。個性の強い家族がようやくまとまりを見せた矢先に、コロンビアからアレハンドロの実の母親が来ることになる。厳格な彼女に離婚を告げられないと考え、当面の間ドンとエリーは夫婦のふりをすることにする。そして迎えた結婚式当日、あけっぴろげであるはずの家族の秘密が次々と明るみになり大騒ぎになる…。


 まァ、なんとも個性豊かなメンツが揃ったコメディー映画である。様々なカップルの在り方を、一家としてまとめて描くのは少々強引だし、一見洒落た映画にも見えるんだけど、“青いED薬(バイ○グラのこと)”とか、卑猥なセリフのオンパレードである。


 自分は独身だし、分かりにくいところもあるが、結婚というものを1つのテーマに、そこまでのプロセスも大変だけど、してからも何だかんだで大変なのよ、ということを、世代別、タイプ別に描いていて、見ている分には楽しいし、男性ファンにとってはアマンダ・セイフライドや、キャサリン・ハイグルといった、コメディーの似合う女優がしっかり活躍しているのが嬉しい。


 全てが丸くおさまるラストも、強引といえば確かにそうだが、収拾がつかなくなるよりかは、このほうがマシか。


私の評価…☆☆☆

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2013年12月22日 (日)

かぐや姫の物語

かぐや姫の物語
かぐや姫の物語
かぐや姫の物語
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:高畑勲
脚本:高畑勲、坂口理子
音楽:久石譲
主題歌:二階堂和美「いのちの記憶」

声の出演:かぐや姫…朝倉あき、捨丸…高良健吾、翁…地井武男、三宅裕司(特別出演)、媼…宮本信子、相模…高畑淳子、斎部秋田…立川志の輔、石作皇子…上川隆也、阿部右大臣…伊集院光、大伴大納言、宇崎竜童、石上中納言…古城環、御門…中村七之助、車持皇子…橋爪功、北の方…朝丘雪路、炭焼きの老人…仲代達矢 他


 《老練監督渾身の作》


 高畑勲が「ホーホケキョ となりの山田くん」以来、14年ぶりに監督を務める映画。当初は、夏に公開された宮崎駿監督の「風立ちぬ」と同時公開予定だったが、製作が遅れてしまい、秋の公開となった。


 昔々。山で竹を取り、その竹で色々な物を作って売る事で暮らす翁とその妻の媼がいた。ある日、翁が竹藪に行ってみると光り輝く不思議な竹の子を見つける。すると、その中から小さな愛らしい姫が現われた。


 ところが姫を家に連れて帰ると、人間の赤ん坊に変わってしまう。子供のいない翁と媼は、姫を天からの授かりものとして大切に育て始める。人間の何倍も速く成長する事から、村の子供たちから“竹の子”と呼ばれた姫は、やがて美しい娘となる。


 その頃、竹藪の竹から黄金や高価な反物が出てくる事が相次ぎ、姫を幸せにせよという天からの命令だと考えた翁は、姫を高い身分の男性と結婚させようと、黄金を使い都に屋敷を構える。“なよ竹のかぐや姫”と命ぜられた姫の美しさは、都で評判になり、結婚を求める者が押し寄せたが、窮屈な都の暮らしは次第に姫の心を曇らせていく…。


 わりと派手な演出が多い宮崎作品に比べ、高畑監督の作品は落ち着いて観られる物が多いのだが、本作も日本の古典文学を題材に、独自の解釈で描いた傑作だ。


 物語の元となっているのが、誰もがよく知る「竹取物語」なので、大まかなストーリーは変えようが無いのだが、原作の設定にはあるものの詳しくは書かれていない、“姫が(月の世界で)犯した罪”とは一体何なのだろうかということを、より掘り下げて描くことによって、今までの「竹取物語」の映像作品とは一味違うものとなった。


 高畑監督の作品は、TVアニメ「母をたずねて三千里」のベッピーノ一座のパートのように、オリジナル部分がよくできていて素晴らしいのだが、この映画もそういったオリジナル部分をうまく描くことによって、作品自体を昇華させている。


 アレンジといえば、この映画、かぐや姫を迎えにくる月界人の大王みたいなキャラが仏様のような形をしている。仏教思想が多分に入っているのだろうか。月を天界(または極楽浄土)と考えれば、天界人から見れば地上は穢れた地。幸せに暮らせど、何の変化ももたらさない場所で生まれ育った姫が、人や物の生死ある、つまり変化の激しい世界に憧れたとなれば、天界人にとっては“罪”なこと。その“罰”として地上に送り込まれた…と。そして、そこでの暮らしは初めは良かったが都で暮らすようになるとまた変化が無くなり楽しかった少女時代に思いを馳せる。そして、月に帰る際に地上は穢れた場所ではないという事を悟るのだが、天界人はその地上での思い出を全て消し去るという最大の“罰”でもって迎え入れる…という事で考えると、なんて深い話なんだろう! 何かあらためてこの物語の奥深さを感じずにはいられなかった。


 なお本作は翁役で、今は亡き地井武男氏が、魂を揺さぶるような渾身の演技をされている。本作は、先に音を収録してから画を作っていく「プレスコ」と呼ばれる方法で製作されており、声を録ったのが約2年前だったのでこういう形となったが、この声を聞いているだけでも涙が出てくる。実は、声を録った後でセリフが変更されたり追加されたりした部分が6ヶ所ほどあるのだが、その部分のみ三宅裕司が代役として参加しているとは知らなかった。


 企画から完成まで約8年、総製作費50億円ともいわれる本作。大ヒットしても回収できるのか心配ではあるが(笑)、日本のアニメーション界に大きな影響を残したのは確かな作品である。


私の評価…☆☆☆☆★

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2013年12月21日 (土)

ウォールフラワー

ウォールフラワー
劇場:TOHOシネマズ二条
監督・脚本・原作:スティーヴン・シュボースキー「ウォールフラワー」
製作:ジョン・マルコヴィッチ
出演:ローガン・ラーマン、エマ・ワトソン、エズラ・ミラー、ニーナ・ドブレフ、メイ・ホイットマン、ポール・ラッド、ケイト・ウォルシュ、メラニー・リンスキー、ディアン・マクダーモット、ジョニー・シモンズ、ジョーン・キューザック 他


 《旬な若手俳優による、どこか懐かしい青春映画》


 1999年に発表されベストセラーとなった小説を、原作者自ら映画化したもの。


 高校に入学したチャーリー(ローガン・ラーマン)は、誰からも相手にされず孤独な日々を送っていた。優しく接してくれるのは、国語のアンダーソン先生(ポール・ラッド)だけ。そんなある日、彼に胴上げ訪れる。学校のアメフトの試合を観戦に行った際、勇気を振り絞って同じ授業を受けている上級生パトリック(エズラ・ミラー)に声を掛けたのだ。意外なほど気さくなパトリックと話していると、同じく上級生のサム(エマ・ワトソン)が現れる。試合後は、ごく自然に2人に誘われて店へ。パトリックとサムは、互いの親の再婚で家族になった義理の兄妹だった。プロムの夜、壁際に立っていたチャーリーは、派手に踊るサムとパトリックに刺激され、不器用ながらダンスに加わる。ついに、“壁の花”からの卒業。初めてパーティーに参加し、パトリックとアメフト選手ブラッド(ジョニー・シモンズ)のキスを目撃。仲間ができたことに、この上ない幸せを感じるチャーリー。帰り道、トラックの荷台で腕を広げて、ラジオから流れる音楽を全身に浴びるサムは、女神のようだっ
た。サムやパトリック、メアリー・エリザベス(メイ・ホイットマン)たちとともに過ごすバラ色の日々。唯一面白くないのは、サムの恋人が軽薄な大学生という事。やがて、辛い思い出が残るクリスマスが近づく。幼い頃、自分へのプレゼントを買いに出かけた叔母さんが、交通事故で亡くなったのだ。毎年、気持ちが不安定になる時期だったが、今年は仲間がいた。そのパーティーの晩、サムとファースト・キスを交わすチャーリー。その後、思いがけずメアリー・エリザベスと交際を始めたものの、皆の前で彼女とトラブルを起こし、仲間たちから距離を取ることに。暫らくして絆を取り戻した頃には、パトリックたちの卒業が近づいていた。独りで学校に残るチャーリーは、大学へ旅立つサムを見送った日、心の奥に封印していた“秘密”と向き合うことになる…。


 久々に、懐かしい雰囲気に浸れる映画である。物語の舞台となっているのは1991年なので、僕は高校を卒業して専門学校に通っていた時期。つまり、映画の中の主人公と完全には同期しないものの、ほぼ同世代を描くので、アメリカと日本で少々感覚は違うかもしれないが、割りと共感できる部分の多い映画である。


 簡単に言えば、“秘密”が元で、心に傷を負ったネガティブ青年が、同じような“はみだし者”ながら、青年とは全く違う性格の兄妹と出会った事で心を開き、信頼できる教師と出会った事で、自分の中に眠っていた才能が目覚めていく、というお話。この“秘密”はそれほど衝撃的でもなく、このため映画的にはさほど盛り上がらないのだが、若手人気俳優たちの瑞々しい演技が素晴らしい。


 特にローガン・ラーマン(「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズ)やエマ・ワトソン(言わずと知れた「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー)、ニーナ・ドブレフ(TVドラマ「ヴァンパイア・ダイアリー」)など、メジャー作品への出演が多い俳優が、こういったインディーズ映画で輝いているのは嬉しい。


 ちょっぴり危うくて、ほろ苦く切ない青春映画。それでいて最後には爽やかな感動が、観る者を心地よく包む。久々にそんなタイプの青春映画を観たという気がした。


私の評価…☆☆☆★

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2013年12月17日 (火)

清須会議

清須会議
劇場:TOHOシネマズ二条
原作・脚本・監督:三谷幸喜
音楽:荻野清子
出演:役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、寺島進、でんでん、松山ケンイチ、伊勢谷友介、鈴木京香、中谷美紀、剛力彩芽、津島美羽、坂東巳之助、市川しんぺー、清末裕之、久世浩、迫田孝也、望月章男、松永一太、ショー片島、染谷将太、篠井英介、戸田恵子、梶原善、瀬戸カトリーヌ、近藤芳正、浅野和之、中村勘九郎、天海祐希、西田敏行、山寺宏一 他


 《面白いが、喜劇とは呼べず三谷映画らしくない》


 日本史上、初めて合議によって歴史が動いたとされる出来事で、織田信長亡き後にその家臣たちが集まって、後継者問題や領地の配分を決めた清須会議を描く。三谷幸喜監督としては初の時代劇。


 天正10年6月2日、(1582年6月21日)、本能寺の変。一代の英雄、織田信長(篠井英介)が重臣・明智光秀(浅野和之)の謀反で京都・本能寺に宿泊中に襲われ、信長の長男・信忠(中村勘九郎)とともに亡くなる。その後、光秀は羽柴藤吉郎(大泉洋)に打たれ三日天下で終わるのだ…。


 跡を継ぐのは誰か? 後見に名を上げたのは2人。筆頭家老・柴田権六勝家(役所広司)と後の豊臣秀吉となる羽柴藤吉郎秀吉。勝家は、信長の三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を推挙し、秀吉は次男で大うつけ者と噂される信雄〈のぶかつ〉(妻夫木聡)を、それぞれ信長の後継者として推す。勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様(鈴木京香)は、秀吉への恨みから勝家に肩入れ。一方、秀吉は軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟・三十郎信包〈のぶかね〉(伊勢谷友介)を味方に付け、妻・寧〈ねい〉(中谷美紀)の内助の功もあり、家臣たちの心を掴んでいく。


 そして、開かれる清須城での「清須会議」。会議に出席したのは4人。勝家、秀吉に加え、勝家の盟友であり参謀的存在の丹羽五郎佐長秀(小日向文世)、立場を曖昧にして、強い方に付こうと画策する池田勝三郎恒興〈つねおき〉(佐藤浩市)。繰り広げられる一進一退の頭脳戦。様々な駆け引きの中で騙し騙され、取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合う!


 さて、勝家派か? はたまた、秀吉派か? この会議の行方は…?


 三谷幸喜監督の真骨頂といえば、「有頂天ホテル」などに代表されるスラップスティック(つまり“ドタバタ”)喜劇なのだが、時代劇にはそれが不釣りあいなのか、“動”ではなくドタバタの少ない“静”のドラマとなった。


 まぁ、小説版とは一部設定が異なっているようで、多少アレンジされているとはいえ、もう少し大笑いできる部分があればよかったように思うのだが。


 逆に清須城に入ってからの場面は、会議の部分など舞台劇作家らしい密室劇となっており、会議による4人の駆け引きや、そこに間接的に関わって、見えてくるお市や松姫(剛力彩芽)の表と裏の顔など、サスペンスフルな展開となる。


 惜しいのは、このコメディ部分とサスペンス部分にメリハリがあまり無いのだ。会議の部分を際立たせたかったのかもしれないが、喜劇というならそれ以外の部分で笑いを取らなきゃいけないのである。このコメディ部分が今一つで、やはり「花のお江戸の釣りバカ日誌」(1998年)のようなものでない限り、時代劇にコメディは似合わないのかな、と思った。


私の評価…☆☆☆★

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2013年12月 8日 (日)

ジンジャーの朝 さよなら、私が愛した世界

ジンジャーの朝さよなら、私が愛した世界
劇場:みなみ会館
監督・脚本:サリー・ポッター
出演:エル・ファニング、アリス・イングラート、アレッサンドロ・ニヴォラ、クリスティーナ・ヘンドリックス、アネット・ベニング、ティモシー・スポール、オリヴァー・プラット、ジョディ・メイ 他


 《ヒロイン役の2人はいいのだが》


 冷戦時代のロンドンを舞台に、思春期の少女たちの揺れ動く心情と成長を描いたドラマ。


 冷戦時代に突入した1960年代のロンドン。ジンジャー(エル・ファニング)とローザ(アリス・イングラート)の2人は、同じ病院の隣のベッドで生まれ、幼なじみとしてずっと一緒に育ってきた。まだビートルズもヌーヴェルヴァーグもこの世にいない時代。彼女たちは学校をさぼって宗教、政治、ファッションについて語り合い、自分たちの親のように欲求不満な家庭生活を送ることだけはしたくないと考えていた。ヘアスタイルもファッションも、どこへ行くのも何をするのもいつも一緒。ヒッチハイクをして男の子と遊んだり、煙草を吸ってみたり、アルコールを試してみたりと、2人は少女から大人へ成長する青春時代を満喫していた。しかし、自由奔放なローザについていこうと、あれこれ試すジンジャーだったが、なかなかうまくいかない。やがて、1人で詩を書くようになるなど、2人の間には少しずつ溝が生じてきた。ラジオからは日々、核の脅威が報道され、T.Sエリオットを読んで反核の集会に参加するなど、世間並みに核に関心を抱くようになる2人。その一方、父親のいないローザは、思想家であるジンジャーの父ローランド(アレッサンドロ・ニヴォラ)の影響を受け、やがて、その気持ちは恋に変わっていく。それに加えて、反核運動への思いの違いから、2人の友情関係には亀裂が生じてゆく。そんな中、ローザがローランドと関係を持っていることを知ってしまうジンジャー。人生を楽しむため、自由奔放に生きる父親は大好きだったが、家族が崩壊する心配に加え、父親と関係を持っている相手が親友だという事実をどうしても受け入れられない。親友、そして大好きな父親との関係の危機に加え、キューバ危機が立ちふさがり、ジンジャーの世界は崩壊寸前になってしまう。そんな中、明るい未来を手に入れる為、ジンジャーは歩き出す…。


 これはちょっと観る映画を間違えたかな? たぶん僕よりも少し上、40代後半以上の女性向け映画なのではないかと思う。東西冷戦時代はこの時代の後も暫らく続くので、30代後半より上の人なら、この映画で描かれている事は理解できるかもしれないが、日本はこの時は高度経済成長の真っ只中で、米ソ間の緊張関係は大体がニュースなどで知るという感じで、あまりピンとこないという人も、日本人の中には多いと思う。


 ヒロインを演じるエル・ファニングとアリス・イングラートは、2人とも思春期の繊細な心をよく捉えており、さすがに巧いなぁと思うのだが、映画自体が終始平凡な作りで盛り上がる部分がない。クライマックスには2人の心が一番揺れ動く、一悶着が唐突にあるのだが、それまでがつまらなさ過ぎた。


私の評価…☆☆

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2013年12月 4日 (水)

キャリー(2013年版)

キャリー(2013<br />
 年版)
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:キンバリー・ピアース
原作:スティーヴン・キング「キャリー」
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):クロエ・グレース・モレッツ(潘めぐみ)、ジュリアン・ムーア(潘恵子)、ジュディ・クリア(弓場沙織)、ポーシャ・ダブルデイ(田村睦心)、ガブリエラ・ワイルド(早見沙織)、アンセル・エルゴート(細谷佳正)、アレックス・ラッセル(安元洋貴)、バリー・シャバカ・ヘンリー(石丸博也)、ゾーイ・ベルキン(御沓優子)、サマンサ・ワインスタイン(小林未沙)、カリッサ・ストレイン(寿美菜子) 他


 《SFホラーとしての恐怖より、現実的な恐怖を描いたリメイク》


 1974年に発表されたスティーヴン・キング原作小説の3度目の映画化。日本語吹き替え版では、ヒロインの母娘の声をベテラン声優の潘恵子と、人気若手声優の潘めぐみという、実の親子が演じる。


 地味で内気、冴えない女子高校生のキャリー・ホワイト(クロエ・グレース・モレッツ)。学校では虐められ、笑い者にされ、家庭では狂信的な母・マーガレット(ジュリアン・ムーア)に厳しく監視される。孤独で鬱屈とした日々をおくっている。そんなある日、キャリーへのいじめ事件をきっかけに、女子の人気を集めるトミー・ロス(アンセル・エルゴート)とプロムパーティーに参加することに。母親の反対を押し切り、手作りのドレスを身にまといパーティーに出かけるキャリー。憧れのトミーを見つめ、会場の注目を一身に浴び、夢見心地。だが、パーティーの終盤、2人がプロムのベストカップルに選ばれ、まさに幸せの絶頂を迎えた瞬間、ステージにいるキャリーの頭上から大量のブタの血が落ちてくる。それは女子のいじめグループの仕業で、それがきっかけでキャリーの抑圧されていた怒りが爆発。そして恐ろしい力が会場を襲うのだ…。


 「キャリー」といえば、最初の映画化作品である1976年のブライアン・デ・パルマ監督版が有名だが、今回のリメイク版は、それには見劣りするものの、まずまず楽しめる作品に仕上がっている。


 デ・パルマ版も今回のものも、基本的には原作を忠実になぞっている。ただ、デ・パルマ版ではヒロインは、失礼だが容姿端麗とはいえなくさらに痩せ形のシシー・スペイセクで、キャラクターも鬱屈したものだったのに対し、本作では少し脂肪がついて大人っぽく、可愛くなったクロエ・グレース・モレッツである。クラスの中で一番美少女じゃないかと思うのだが(笑)。どう見ても、どう考えてもいじめられっ子には見えない。母親に対してもある程度抵抗する力を持っているので、デ・パルマ版とは作品のスタンスが違うようだ。


 超能力も、スペイセクのキャリーは、どちらかというと忌み嫌うような形で使っていたのだが、モレッツのキャリーは、嫌うどころかむしろ積極的で、自分の力についてインターネットで調べたりするのだ。もっとも、調べたところで制御する事ができないため、結果的にはいじめられ、大惨事を引き起こすわけだが。


 結局、描いているテーマは“抑圧からの解放”と、それに伴う“大人への脱皮”であり、それはデ・パルマ版から不変のものだが、今作ではいじめ問題が色濃くなっていて、写メや携帯端末という、昔のバージョンには無かった小道具を使って陰湿化させる事で、社会問題化した、より現実的な恐怖を描いている。


 唯一、デ・パルマ版とは明らかに方向性が違うのがラストの部分。デ・パルマ版は結末を夢オチっぽくさせる事で、現実なのか違うのか分からなくなる恐怖感を出していたのだが、今作はリアル感を強調させたためか、より現実味のあるラストとなった。ちなみに、デ・パルマ版のラストには有名なショック場面があるのだが、今作にそれがあるのか… それは、観に行く人が各自で楽しんでもらう事にしておこう。


私の評価…☆☆☆★

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