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2014年2月 4日 (火)

【スクリーン・ビューティーズ】ヒッチコックとブロンド・ビューティー「泥棒成金」

【スクリーン・ビューティーズ】ヒッチコックとブロンド・ビューティー「泥棒成金」
【スクリーン・ビューティーズ】ヒッチコックとブロンド・ビューティー「泥棒成金」
劇場:MOVIX京都
製作・監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作:デイヴィッド・ドッヂ「泥棒成金」
出演:ケーリー・グラント、グレース・ケリー、シャルル・ヴァネル、ジェシー・ロイス・ランディス、ジョン・ウィリアムズ、ブリジット・オーベール 他


 《サスペンスというよりも、グレース・ケリーのファッションを楽しむ映画》


 1955年に公開された、ヒッチコックにとっては初のワイドスクリーン作品で、当時パラマウントが新しく開発していたビスタビジョンで撮影された。ヒッチコックは自作の映画に1シーン必ず“出演”するのだが、本作ではバスの中でケーリー・グラントの隣に座る乗客がそれだ。


 パリの大警視ルピックが南仏リヴィエラにやってきたのは、戦前「猫」と異名をとった、稀代の宝石泥棒のジョン・ロビー(ケーリー・グラント)がまたまた活躍をはじめたという情報が入ったからであった。しかし当のロビーは、戦後は堅気になり、リヴィエラに別荘を買い込んで呑気な暮らしをしていたので、急に警官に追われる身となり、驚いてしまった。彼は旧友のベルタニ(チャールズ・ヴァネル)の経営する料理店に相談にいった。ベルタニとロビーは、第二次大戦中、ドイツの飛行機により爆撃されたフランスの刑務所から脱走した仲間同士であった。ベルタニの指示でロビーはニースに行き、そこで保険会社の調査員ヒュースンに会った。ヒュースンはロビーに宝石キチガイの母親と一緒に来ているアメリカ娘、フランセス・スティーヴンス(グレース・ケリー)を紹介した。ロビーは木材商バーンズという仮名を使っていた。彼はフランセスに一目で参ってしまった。ロビーはヒュースンの会社の保険契約の名簿から南仏の金持ちの名前を調べあげた。「猫」が彼等の持つ宝石
に目をつけて行動をはじめれば、その正体を暴くことができると考えたのである。ロビーをドライブに連れ出した彼女は、自動車の上で彼の正体を暴いた。彼女は彼の本名を知っていたのだ…。


 グレース・ケリーといえば、ヒッチコックのお気に入り女優の1人で、「裏窓」や「ダイヤルMを廻せ!」等に出演しているが、それに比べるとこの「泥棒成金」は、やや地味な映画だ。


 ミステリーとしては筋が破綻しているし、ストーリーも面白味に欠ける、はっきり言ってヒッチコックらしくない映画だが、とにかくグレース・ケリーだけは目茶苦茶奇麗に撮っていて、これはもう、監督がよほどグレースの事を気に入っていたというのがよく分かる映画だ。


 ところで、今回の上映はデジタル・リマスターという事だが、字幕のフォントが従来のものとは違っていた。もしかして、今後Blu-rayで発売されるのかな?


私の評価…☆☆☆★

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