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2014年2月 7日 (金)

エンダーのゲーム

エンダーのゲーム
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ギャヴィン・フッド
原作:オースン・スコット・カード「エンダーのゲーム」
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):エイサ・バターフィールド(逢坂良太)、ハリソン・フォード(磯辺勉)、ヘイリー・スタインフェルド(佐藤聡美)、アビゲイル・ブレスリン(白石涼子)、ベン・キングズレー(麦人)、ヴィオラ・デイヴィス(斎藤貴美子)、アラミス・ナイト(沢城みゆき)、スラージ・パーサ(桑島法子)、モイセス・アリアス(内山昂輝)、カイリン・ランボ(木村昴)、ジミー・ピンカク(阪口周平)、ノンソー・アノジー(乃村健次)、コナー・キャロル(田谷隼)、カレブ・J・タガード、スティーヴィー・レイ・ダリモア(志村知幸)、アンドレア・パウエル(田中敦子)、ブランドン・スー・フー(朝比奈拓見)、トニー・マーカンダニ(大友龍三郎)、オースン・スコット・カード〔カメオ出演〕 他


 《娯楽作として観ていいのか少し複雑な気分》


 1985年に発表された、オースン・スコット・カードによる小説「エンダー」シリーズ第1作を実写映画化。


 2XXX年、謎の生命体「フォーミック」の侵攻から、辛くも絶滅を免れた人類は、迫り来る第二次侵攻こそ、人類存亡を賭けた最終決戦と覚悟を決め、地球の運命を託す新世代(ニューカインド)の戦士の育成を急いでいた。


 そんな中、エンダー(エイサ・バターフィールド)は禁断の「サード(第3子)」として生まれたために、友達もいない孤独な少年時代を過ごす。エンダーは優秀な兄姉の存在によって、その頂点に立つ〈戦争を終わらせる者〉と期待され、妬みといじめの対象になっていたのだ。


 敵は、独自に進化し圧倒的な軍事力を誇る昆虫型異星生命体「フォーミック」。その第二次侵攻に備え、世界中から選抜された少年戦士たちは、地球防衛組織である国際艦隊「インターナショナル・フリート(IF)」のハイラム・グラッフ大佐(ハリソン・フォード)によって地球を離れ、究極のエリートのみが選ばれる戦闘訓練基地(バトル・スクール)へと送られる。その中にエンダーの姿もあった。


 たとえ敵であろうと、多くの生命を奪う戦争は許されるのか? エンダーは強い疑問を抱え苦悩しながらも、驚くべき速さで戦士として頭角を現す。実戦さながらの無重力バトル訓練で連戦連勝、若干10歳にして自分の隊を率い、指揮官となるべく24時間あらゆるプレッシャーに晒されるエンダー。彼の才能を妬む者からは、卑劣な手段で攻撃され、命のやりとりさえも、訓練の一環だった。だが、地球に残された時間は、あと僅か… グラッフ大佐は遂に、エンダーに最後の試練を課す。それは失敗の許されない艦隊シミュレーション演習。だが、それはエンダーの心を徹底的に破壊しかねない、衝撃の事実が隠されていた…。


 「エヴァンゲリオン」や「ガンダム」など、日本のサブカルチャーに影響を与え、実写映像化不可能といわれた名作SF小説を実写映画化。原作は未読だが結構な長編のようで、映画はさしづめダイジェスト版といったところか。「エヴァ」等に影響を与えたという事から考えると、主人公の家庭環境が複雑だったり、戦うことの意味や葛藤が原作には描かれているのだろうが、映画では深く掘り下げられておらず、やや物足りない。


 そのかわり、やはり娯楽ということを前面に押し出そうとしたのか、戦闘シミュレーション等の場面は、ビジュアルがかなり凝っており、見応えがある。ただ、この原作が刊行されたのは1985年。つまり、まだ“ゲーム感覚の戦争”と揶揄された湾岸戦争が起きる前(勃発したのは1991年)である。時代を先見していたといえば、聞こえがいいが、これを子供がやっている… いや、やらされているというのを見ると、当時ならともかく今はかなり問題があるのではないかと思うのだが、果たして娯楽として見ていいのだろうか? そのあたりは本国でも賛否両論らしいのだが。


私の評価…☆☆☆★

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受信: 2014年2月 7日 (金) 16時13分

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