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2014年3月 9日 (日)

【ぶんぱくヨリ道ノススメ3】劇場版スレイヤーズ

【ぶんぱくヨリ道ノススメ3】劇場版スレイヤーズ
劇場:京都文化博物館フィルムシアター
総監督・脚本・絵コンテ:やまざきかずお
監督:渡辺ひろし
原作:神坂一 あらいずみるい「スレイヤーズ すぺしゃる」
音楽:服部隆之
主題歌:林原めぐみ「MIDNIGHT BLUE」
声の出演:リナ・インバース…林原めぐみ、白蛇のナーガ…川村万梨阿、ラウディ=ガブリエフ…阪脩、ラウディ(少年時代)…高山みなみ、メリルーン…白鳥由里、温泉マスター…佐藤正治、ラゴス…若本規夫、ジョイロック…玄田哲章 他

※写真は公開当時のチラシ。1995年7月29日公開「角川アニメフェスティバル」。配給は東映で、同時上映は「はじまりの冒険者たち 〜レジェンド・オブ・クリスタニア〜」。


 《懐かしい冒険ファンタジーアニメ》


 1995年から2009年にかけて、小説からTVアニメ、劇場版、OVA、ドラマCDとメディアミックス展開された作品。今までにTVアニメシリーズは5作、劇場版も5作、OVAとCDドラマはそれぞれ2作作られている。今では珍しくなくなったライトノベルからの映像化で、TVアニメ版が長編小説から映像化しているのに対し、劇場版は短編からの映像化で、主人公以外のキャラクターがTVアニメシリーズとは異なっている。本作は劇場版第1作。


 「全温泉ファン憧れの的・ミプロス島温泉招待券(但しディスカウント)」を入手したナーガに誘われたリナ=インバースは、島へと向かう船に揺られていた。“約束の島”と呼ばれるそこは、過去と現在が交差するミステリアスな場所。だが、島に到着した2人を待っていたのは、クラゲに操られた怪しげな男たちだった。魔道士A、温泉マスターのジュリアーノ・デュビビェ、そしてイリュージョン・マスターのラゴス。彼らをお得意の魔法で倒したリナとナーガは、デュビビェを護送して町のお城へ向かう。そこで歓待を受けた2人は、王様のたっての願いで、エルンゴーシュの遺跡に住む魔物を退治する羽目になった。さらに、最近リナを悩ます夢の中の謎の男も、その遺跡へ行くように指示を出し始めたのである。そしてその男こそ、この島に何千年と生きてきた大賢者ラウディだったのだ。ラウディに胸を大きくする成長の温泉を教えてもらうことを条件に、ナーガを伴ってエルンゴーシュの遺跡へ赴くリナ。しかし、そこにいたのはジョイロックと名乗る小さなカエルだった。なめてかかる2人にジョイロックは強大なパワーをみせつけた。あわやというところでラウディに助けられたリナとナーガは、ラウディの哀しい過去の話を聞かされる。恋していたエルフの少女メリルーンと彼女の住む村を滅ぼしたジョイロック。まだ、幼かったラウディは、それを救えなかったことを悔い、ジョイロックを倒すチャンスを窺っていたという。再び3人の前に現れたジョイロックのパワーを利用して時の扉を開けたラウディは、リナを引き込んであの衝撃の日へタイムトリップするのだが…。


 京都文化博物館フィルムシアターが定期的に催す【ぶんぱくヨリ道ノススメ】は、毎回1か月間にわたって日替わりで、日本の青春映画の傑作を上映する企画で、今回で3回目。土曜と日曜はアニメ映画が上映されるのだが、その中にこの作品が入っていた。今回は劇場版の第1作と第2作を上映、その内の第1作を鑑賞した… って、この映画って青春映画だったのか(笑)! てっきり冒険ファンタジー&コメディだと思っていたのだが。


 いやぁ、しかし懐かしい! 自分はこのアニメ、TV版は第3作の「〜TRY」迄はDVDで観ているし(このアニメが放送されていたのはテレビ東京系 関西はテレビ大阪だったが京都はアナログ放送当時でも良視聴地域ではなく、視聴地域は限定的だった)、劇場版も梅田東映(だったと思うが)で何作か観ているが、まさかまたスクリーンで観られるとは思っていなかった。ちなみにTV版第4作は、第3作からかなり年月が経って深夜枠で放送されたため、第5作はCSのAT−Xでの放送だったため、共に観ていない。時間があったらネット配信ででも観ようかなと思っているが。


 TV版では、毎回食事のシーンでリナとTV版での相棒ガウリイが繰り広げるアドリブ劇が話題となったが、それは相手が違う劇場版でもしっかり踏襲しており、楽しませてくれる。魔法合戦のやり過ぎで、リナ側が勝っても1つの街が壊滅的なダメージを被る展開も、TV版を観ていた人にはお馴染みの展開だ。


 キャラの中では、TV版も含めた上で一番好きなのが、この劇場版シリーズの“白蛇のナーガ”様。高飛車で、他のキャラからはリナの「金魚のう●ち」呼ばわりされているのだが、主人公以上に大ボケキャラなので、何だか憎めないのである。


 このアニメはこれだけのシリーズをかさねても、まだ原作の一部を映像化したにすぎない。特にTV版の基となっている長編小説の方は、未だに第2部が映像化されておらず、配役されている声優さんたちが元気なうちに、何らかの形でやってほしいものだが、いかがなものか?


 ところで、この【ぶんぱくヨリ道ノススメ】、今回はこの「スレイヤーズ」の他に9日は「アキハバラ電脳組 2011年の夏休み」(1999年)、23日は「パプリカ」(2006年)がある。ひょっとして企画担当者がめぐ姉(林原めぐみのこと)のファンなのでは…。


私の評価…☆☆☆

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