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2014年8月30日 (土)

朝鮮美女三銃士

朝鮮美女三銃士
劇場:シネマート心斎橋
監督:パク・チェヒョン
アクション監督:イ・ホンピョ
脚本:キム・ガヨン、カン・チョルギュ、キム・バダ
音楽:ファン・サンジュン
出演:ハ・ジウォン、カン・イェウォン、ソン・ガイン、コ・チャンソク、チェ・ソンミン 他


 《韓国剣戟映画版「チャーリーズ・エンジェル」》


 韓国最強の美女3人が、華やかな魅力を発揮しながら活躍する痛快娯楽時代劇。


 朝鮮最強の美女3人組、過去の秘密を抱える剣術の達人ジノク(ハ・ジウォン)、お金と財宝が大好きな人妻ホンダン(カン・イェウォン)、言葉より先に手が出てしまう男勝りなカビ(ソン・ガイン)は、懸賞金がかけられた凶悪犯を捕らえる賞金稼ぎ。3人は王の密命を受け、行方不明になった“十字鏡”の捜査を開始する。刺客や監視者に追われる危機に幾度も遭遇しながら、潜入捜査や変装を駆使して事件の真相に迫っていく彼女たちの手には、懸賞金だけでなく国の命運もかかっていた…。


 観ていながら感想書いていない映画がまだまだあるのだが、この映画は現時点で地域限定公開(東京と大阪のみ)っぽいので、先に書いておきます。


 韓国や中国は今、ちょっとした時代劇ブームのようで、この映画もそうした中で企画された1本。日本でのキャッチコピーは“韓国版「チャーリーズ・エンジェル」”となっているが、それもそのはず、本作は昔の朝鮮にもしチャーリーズ・エンジェルがいたら、という構想で描かれている。冒頭の分割画面といい、本家「チャーリーズ・エンジェル」の“チャーリー”と“ボスレー”を掛け合わせたようなキャラが出てきたりとかなりの面で模倣している。ちなみに、「チャーリーズ・エンジェル」公開時の韓国でのタイトルは「美女三銃士」である。


 本家「チャリ・エン」はコメディタッチの楽しい作品で、本作も途中まではそうなのだが、なぜか途中で話がすり変わり、急にシリアスな展開になる。なぜ、そんな形にしたのかは分からないが、そのおかげでホンダンとカビの存在が極端に薄くなり、バランスを欠いたものになってしまったのは残念だ。もちろん、メインはハ・ジウォンなのだから、ジノク中心の話にまとめたかったのだろうが、それだったら最初から他の2人はいらない。やはり3人組なのだから、他の2人のサイドストーリーも、ある程度きっちり盛り込まないと話として盛り上がらない。


 ちなみにこの映画、韓国メディアではタブー視される、日本文化っぽいものが描かれている(韓国の言葉で「倭色論難」という)と糾弾され、本国ではあまりヒットしていない。確かに主人公が扱う武器の1つがヨーヨーなので、「スケバン刑事」っぽいアクションはあるし、日本語のセリフも一言だけあるにはあるが、別にそれほどとやかくいうほどのものではないように思えるのだが。


 荒唐無稽なコメディになぜか重いドラマが重なることで、面白みが半減しているのは残念なところだが、個人的には、今の韓流女優の中で一番好きな、ハ・ジウォンのアクションが観られただけでも満足であった。


私の評価…☆☆☆★

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