« 朝鮮美女三銃士 | トップページ | 思い出のマーニー »

2014年9月10日 (水)

ダイバージェント

ダイバージェント
ダイバージェント
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ニール・バーガー
脚本:エヴァン・ドーハティ、ヴァネッサ・テイラー、ヴェロニカ・ロス
原作:ヴェロニカ・ロス「ダイバージェント 異端者」
音楽:ジャンキーXL、ハンス・ジマー
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):シャイリーン・ウッドリー(坂本真綾)、テオ・ジェームズ(鈴木達央)、アシュレイ・ジャッド(山像かおり)、ジェイ・コートニー、レイ・スティーブンソン(菅生隆之)、ゾーイ・クラヴィッツ、マイルズ・テラー、トニー・ゴールドウィン、アンセル・エルゴート、マギー・Q(加藤有生子)、メキ・ファイファー、ケイト・ウィンスレット(岡寛恵)、ベン・ロイド=ヒューズ、クリスチャン・マドセン、エイミー・ニューボルド、ベン・ラム 他


 《ディストピアものって、最近はやりなのか?》


 新人女流作家、ヴェロニカ・ロスによる全米ベストセラー小説を映画化したSFアクション。既に小説共々、映画も三部作になる事が決定している(第2作「ダイバージェント2 叛乱者」は2015年、第3作は前・後編となり2017年に全米公開予定)。


 最終戦争から100年後の未来。人類は過去の経験から、国家、人種、宗教という概念を捨て、新たな社会体制を作り上げた。それは一生に一度の《選択の儀式》という性格診断テストにより、人類を性格ごとに5つの共同体に分類するというものだった。


 それらは、勇気ある者の集団〈勇敢〉、正直者の集団〈高潔〉、優しい者の集団〈平和〉、他人を思いやる者の集団〈無欲〉、論理的で知識が豊富な者の集団〈博学〉という5つの共同体の社会。通常は育った家庭の共同体と同じ結果が出るが、5%の確率で全く異なる共同体の診断結果が出る。それは〈ダイバージェント(異端者)〉と呼ばれ、未知の特殊能力を持ち人類を滅ぼす危険分子として扱われた。


 〈無欲〉の家庭で育ったベアトリス(シャイリーン・ウッドリー)は、16歳になり診断の時を迎えるが、結果は5つのどれにも当てはまらない〈異端者〉と判定される。ベアトリスは〈異端者〉であることを隠すため、結果を偽って〈勇敢〉へと加入する。名前もトリスと改名し、軍事・警察の機能を担う〈勇敢〉での激しい戦闘訓練に耐えながら彼女は肉体面、精神面での強さを徐々に身に付けていくのだった。だがその頃、政権担当の〈無欲〉に対する抵抗運動が勃発。同時に何者かによる〈異端者〉暗殺計画が動き始め、トリスの身に危険が迫りつつあった。高まる戦争の気運と〈異端者〉暗殺計画。ついにトリスの「覚醒」が始まる…。


 最近のアメリカ映画は、ティーン向けのヤングアダルト小説原作のものが多いが、これもその1つ。


 一言で言えば、同じヤングアダルト小説の「ハンガー・ゲーム」と「トワイライト」を足し算すれば、こんな形になるのかな、という感じ。全米では若年層に受けて大ヒットだったそうだが、本作や「ハンガー・ゲーム」、「トワイライト」といった作品は、ファンタジー映画の中でも“ディストピア”と呼ばれる、ダークな世界観を描くものであり、日本でも今年劇場版で復活した「キカイダー」など、ディストピアものの影響を受けた映画が公開されているが、作品の善し悪しは別として、こういった類の映画が日本で受け入れられるかどうかは疑問である。「ハンガー・ゲーム」や「トワイライト」は日本でもコケてはいないが大ヒットには至っていない。


 この映画、元から3部作の構成で作っているという事もあり、前半は適性テストや訓練の場面ばかりで、殆どストーリーが進展せず退屈である。後半は主人公に関わるある人物の過去が分かるなど、そこそこの動きが見られるが、グループとしての動きがみられるのは〈勇敢〉〈無欲〉そして〈高潔〉だけで、他の2つのグループは描かれない。やや消化不良気味で終わるのは不満だが、これもまた他のシリーズものと同じように4作観てトータルで評価しなければならないのかな、とも思う。


私の評価…☆☆☆★

|

« 朝鮮美女三銃士 | トップページ | 思い出のマーニー »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ダイバージェント:

» 『ダイバージェント』お薦め映画 [作曲♪心をこめて作曲します♪]
最初は近未来の管理社会下でのスポ根青春ドラマといった感じだが、巨大な陰謀が次第に若者たちの夢に影を落としてゆく。過去の歴史を十分すぎるほど学び、科学が恐るべき進歩を遂げても、人類の争いの種は尽きないのである。若者たちの頑張りが人類の未来を切り開いてゆく…... [続きを読む]

受信: 2014年10月 7日 (火) 00時45分

« 朝鮮美女三銃士 | トップページ | 思い出のマーニー »