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2014年11月18日 (火)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
劇場:MOVIX京都
監督:ジェームズ・ガン
脚本:ジェームズ・ガン、ニコール・パールマン
製作:ケヴィン・ファイギー
音楽:タイラー・ベイツ
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):クリス・プラット(山寺宏一)、ゾーイ・サルダナ(朴ロ美)、デビッド・バウティスタ〔ドラックス・ザ・デストロイヤーの声〕(楠見尚己)、ヴィン・ディーゼル〔グルートの声〕(遠藤憲一)、ブラッドレイ・クーパー〔ロケットの声〕(加藤浩次)、リー・ペイス〔ロナン・ジ・アキューザーの声〕(白熊寛嗣)、マイケル・ルーカー〔ヨンドゥ・ウドンタの声〕(立木文彦)、カレン・ギラン〔ネビュラの声〕(森夏姫)、ジャイモン・フンスー〔コラスの声〕(乃村健次)、ジョン・C・ライリー(大滝寛)、グレン・クローズ(一柳みる)、ベニチオ・デル・トロ〔タニーリア・ティバンの声〕(石住昭彦) 他


 《はみ出し者たちが宇宙の危機を救う》


 マーベル・コミックスの同名のスーパー・ヒーローを題材として製作された映画。一連の「マーベル・シネマティック・ユニバース」に属するシリーズとしては10作目の映画である。


 9歳の時、何者かによって地球から宇宙に誘拐されたピーター・クイル(クリス・プラット)は20年後、宇宙をまたにかけるトレジャー・ハンターに成長していた。とことん運がないくせに、自らを「スター・ロード」と名乗る男。そんな彼がある日、惑星モラグの廃墟で謎の球体「オーブ」を発見した。換金のためにザンダー星のブローカーを訪ねるが、彼を待っていたのは、宇宙に暗躍する〈闇の存在〉が送り込んだ暗殺者・ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)だった。賞金稼ぎのアライグマ、ロケットと相棒の樹木型ヒューマノイド、グルードも加わって派手な戦いを繰り広げた彼らは、ザンダー星警察に逮捕されてしまう。投獄された4人が銀河一危険な刑務所で出会ったのは、狂暴な囚人・ドラックス。妻子を殺した犯人の仲間であるガモーラの命を狙うドラックスを、ピーターは制止。実はガモーラは〈闇の存在〉を裏切り、その支配から逃れようとしていたのだ。


 オーブを売って金を手に入れたいピーターとロケットたち。復讐に燃えるドラックス。それぞれ目的の異なる5人だったが、ロケットを中心に協力して脱獄。希少なものの収集家で、オーブに大金を払う「コレクター」と呼ばれる男に会うため、宇宙の果ての惑星ノーウェアへ向かう。そこでピーターたちは、コレクターから驚くべき秘密を聞く。「オーブを手にした者は、無限の力を得る」。その頃、5人の動きを察知した〈闇の存在〉が大軍を送り込んできた。奮闘虚しく敗れ、〈闇の存在〉の手に落ちるオーブ。彼らは、その力で宇宙の秩序を司るザンダー星を滅ぼし、銀河を混乱と滅亡に陥れようとしていたのだ。この時に及んで、それまで逃げることで生き延びてきたピーターは、何故か戦う覚悟を決める。それはチーム《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》誕生の瞬間だった。ヒーローとは縁遠い生活を送ってきた5人は、宇宙の存亡を賭けた最後の希望になるが…?


 最近のアメコミ実写映画は、「ダークナイト」のクリストファー・ノーランのおかげで、ダークかつハード化していたのだが、これは久々に思いっきりおバカな方向に振り切った映画。ちょっと古い'70年代テイストながら、監督のジェームズ・ガンがあのトロマ社出身ということもあってB級映画っぽいノリで、実に楽しい仕上がりとなっている。


 ある意味主人公よりも目立つ、ロケットとグルートの凸凹コンビは、「スターウォーズ」のC3POとR2−D2を彷彿とさせるし、作品全体もどことなく'70年代のSFっぽさを醸し出していて、40代以上の人にとっては懐かしく、また若い世代には前述のような、最近のSFにありがちな暗さがない、思いっきり能天気で派手なスペースオペラとして楽しめる。


 ちなみに、この映画は「マーベル・シネマティック・ユニバース」の一編ということなので、日本では来年7月4日公開予定の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」と間接的にも繋がりがあることは確実なのだが、アメリカでの大ヒットを受けて続編の製作も決定した。アベンジャーズの構成員とのコラボも楽しみだが、本作のノリを引き継ぐなら、単体シリーズとしての次回作も期待して待つとしよう。


私の評価…☆☆☆☆

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