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2014年12月29日 (月)

楽園追放 -Expelled from Paradise-

楽園追放-Expelled from Paradise-
楽園追放-Expelled from Paradise-
劇場:T・ジョイ京都
監督:水島精二
脚本:虚淵玄
原作:ニトロプラス、東映アニメーションによるオリジナル
音楽:NARASAKI
主題歌:ERISA「EONIAN ―イオニアン―」
声の出演:アンジェラ・バルザック…釘宮理恵、ディンゴ…三木眞一郎、フロンティアセッター…神谷浩史、クリスティン・ギラム…林原めぐみ、ヴェロニカ・クリコワ…高山みなみ、ヒルデ・トゥルバルト…三石琴乃、ディーヴァ保安局高官(3人)…稲葉実、江川央生、上村典子、イザーク…三宅健太、ラズロ…遠藤大智、3人の無法者…半田裕典、荒井聡太、金本涼輔、スクラップ屋…新井良平、アナウンス…森下由樹子、政府広報…劉セイラ、オペレーター…野口ゆり、浜辺の人々…小川慎太郎、小池万瑠美、アロンゾ・パーシー…古谷徹(友情出演) 他


 《正直期待していなかったが、これは快作!》


 「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄が脚本を、「機動戦士ガンダムOO」の水島精二が監督を務めたSFアニメ。意外だが、東映アニメーションにとっては初の劇場用フルCGアニメーションである。


 西暦2400年、ナノハザードにより廃墟と化した地球。人類の多くは地上を捨て、データとなって電脳世界ディーヴァで暮らすようになっていた。そんなある日、フロンティア・セッターと名乗る者による地上世界からのハッキングで、ディーヴァが異変に晒される。ディーヴァのシステム保安を担当する捜査官アンジェラ・バルザックは、生身の体・マテリアルボディを身にまとい、地上世界へと降り立つ。だが地上捜査官ディンゴと接触しようとするアンジェラを待ち受けていたのは、地上を跋扈するモンスター、サンドウォームの群れであった。アンジェラは機動外骨格スーツ・アーハンを起動、サンドウォームを迎え撃つ。荒廃した地上世界のどこかに潜むフロンティア・セッターを見つけ出すため、アンジェラとディンゴの、世界の謎に迫る旅が始まった…。


 これは正直あまり期待していなかったが、思わぬ拾い物である。この手のフルCGアニメは、既に他社が「アップルシード」等でやっている事であり、あの忌まわしき映画(笑)実写版「デビルマン」からCGアニメの技術を取り入れていた東映アニメーションとしては、“何を今更”な感もあるのだが、とにかく画面が美麗だし、メリハリも利いている。高速チェイスシーンもテンポがよく、何より見やすくて、目が疲れる事が一切無い。


 機械文明の発達に警鐘を鳴らすというテーマも、目新しくは無いもののきっちりと描けており、話の起承転結といったものが、はっきり明確に描かれているので、実に観ていて気持ちがいいし、観て損は無い。


 もちろん、ヒロイン・アンジェラが地上世界に降り立つ時に、パワーセーブ(だったっけ?)とかの理由で、ちょっとだけ幼く身長も縮めた形、つまり萌えキャラで現われるなど、アニメファンを意識した設定もあり、人気声優の林原めぐみや三石琴乃、高山みなみをチョイ役で登場させるという、豪華で贅沢な演出もあって、アニメファンと映画ファンの両方が楽しめる映画である。


私の評価…☆☆☆☆★

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