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2014年12月21日 (日)

美女と野獣(2014年・実写版)

美女と野獣(2014<br />
 年・実写版)
劇場:MOVIX京都
監督:クリストフ・ガンズ
脚本:クリストフ・ガンズ、サンドラ・ヴォ=アン
原作:「美女と野獣」
製作:リシャール・グランピエール 他
音楽:ピエール・アデノ
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):レア・セドゥ(渋谷はるか)、ヴァンサン・カッセル(山路和弘)、アンドレ・デュソリエ、エドゥアルド・ノリエガ、ミリアム・シャルラン、オードレイ・ラミー、サラ・ジドロー、ジョナサン・ドマルジェ(小林親弘)、ニコラス・ゴブ、ルカ・メリエヴァ(須藤翔)、イボンヌ・カッターフェルト(甲斐田裕子) 他


 《ディズニー版をイメージする人は多分、戸惑うはず》


 ディズニーアニメなどで知られる、フランス民話を基にしたファンタジー。


 裕福な商人だった父が財宝を積んだ船を嵐で失い破産、娘のベル(レア・セドゥ)たちは都会の贅沢な暮らしに別れを告げ、田舎へと引っ越すことになった。母亡き後、我儘に育てられた3人の兄と2人の姉は田舎暮しに不満を募らせるが、ベルは家族が一緒にいるだけで幸せだった。


 そんなある日、船が一隻だけ見つかったという知らせが入り、父は喜び勇んで街へ駆けつけるが、借金のカタに船を奪われてしまう。失意の帰り道、吹雪に見舞われ死に瀕した彼は森の奥にたたずむ古城を発見。城の中に入ると、豪華な食事やワイン、そして家族が望んでいたドレスや宝飾品の山がそこにあった。主人の姿が見えない謎めいた城に命を助けられた商人は、愛しい末娘ベルが土産にと望んだ薔薇を庭に見つけ、思わず一輪折った途端、黒く大きな影が襲いかかる。

 「俺の一番大切なものを盗んだな、この恩知らず!」

と怒りに燃え叫ぶのは、見るも恐ろしい野獣(ヴァンサン・カッセル)だった。野獣は薔薇の代償に商人の命を要求し、1日だけ猶予を与えるが戻らなければ家族を順番に殺すと宣告する。帰宅後、父からその一部始終を打ち明けられたベルは、翌朝、自分のせいでパパまで失いたくないと意を決し、野獣が父に教えたという呪文を馬に囁く。すると森の木々が道を開き、馬に乗ったベルは城へと導かれるのだった。


 用意されていたドレスに身を包み、ディナーの席に着くと背後から野獣が忍び寄る。ベルは命を差し出す覚悟だったが、野獣が求めたのは夜の7時に必ず食卓に着くことだけだった。その夜、何かに誘われるように、ベルは全盛期を誇った頃の城と一人のプリンセス(イボンヌ・カッターフェルト)の夢を見る。翌朝、好奇心が恐怖に打ち勝ち、果てしなく広い領地を探険するベル。薔薇の庭にある哀しげな女性の彫像、それは夢に出てきたプリンセスでどうやら彼女は若くして亡くなったらしい。野獣の秘密を説き明かそうと決意したベルは、城の過去を紐解くにつれてプリンセスと彼女の最愛の王子との驚くべき運命の物語に夢中になっていく。


 一方、横柄な態度で命令する野獣が時折見せる悲しい瞳に心を惹かれ始めていくベル。果たして野獣は何者なのか? ついにその真相が明かされる時、ベルと野獣に思わぬ危険が迫るのだった…。


 フランスのお伽話をベースに作られた「美女と野獣」といえば、映画ならジャン・コクトー監督版やディズニーアニメが有名だが、今回の映画版は原作にも書かれていない野獣の過去を描く点が新機軸だ。


 監督は「ジェヴォーダンの獣」のクリストフ・ガンズ、ということで今作も全編を通してロココ調の優美な世界観が描かれる。ダークファンタジーのような描かれ方は、ディズニーアニメの印象が強い人には違和感を感じるという人も多いだろうが、“ディズニーは民話を殺す”という云われ方があるように、あのアニメは原作を改変したものであり、オリジナル部分を除けばテイストはこちらの方が原作に近いだろう。お伽話というものは元来こういう怖い話の一面も持っているもので、こういうものこそ子供に見せるべきである。一応映倫の区分は「G」なので全年齢対応ではあるが、子供が来ている様子は、無かったな(笑)。


 ただ、キャスティングには少々難ありな感じがする。レア・セドゥはまだいいとしても、ヴァンサン・カッセルはとても王子には見えず、もう少し若手の俳優でもよかったのではないか? まぁ過去も描くわけだから、少々年齢をかさねないと不自然と考えられたのかもしれないが、つりあいがとれてないなとは思った。


私の評価…☆☆☆★

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