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2015年1月 4日 (日)

神さまの言うとおり

神さまの言うとおり
神さまの言うとおり
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:三池崇史
脚本:八津弘幸
原作:金城宗幸・藤村緋二「神さまの言うとおり」
音楽:遠藤浩二
出演:福士蒼汰、山崎絋菜、渋谷将太、優希美青、入江甚儀山本涼介、萩原みのり、佐藤佐吉、池谷のぶえ、高島礼子、大森南朋、リリー・フランキー、神木隆之介 他

声の出演:ダルマ…トミーズ雅、招き猫…前田敦子、コケシタロウ…肥後克広(ダチョウ倶楽部)、コケシケンイチ…上島竜兵(ダチョウ倶楽部)、鬼コケシ…寺門ジモン(ダチョウ倶楽部)コケシハナコ…達依久子、コケシアケミ…柳沢三千代、シャケ…渡辺哲、白熊…山崎努、大&極小マトリョーシカ…水田わさび、中&小マトリョーシカ…小桜エツコ


 《目的がはっきり分からない不条理バイオレンス》


 何者かが仕掛けた謎のゲームに巻き込まれた高校生たちの姿を描く、人気コミック原作のサバイバルストーリー。


 16歳の高校生、高畑瞬(福士蒼汰)は、退屈な日常にうんざりしていた。ところがある日、学校に現れた「ダルマ」ぎ命を懸けたゲームの始まりを告げたことで、彼の運命は一変する。その幕開けとなる「第1のゲーム」は、動くと首が吹っ飛ぶ「ダルマさんが転んだ」。


 ゲーム終了後、クラスで唯一生き残った瞬は、教室を脱出して幼なじみの秋元いちか(山崎絋菜)と共に体育館へ向かう。生き残った他のクラスの生徒も集まった体育館に、「巨大招き猫」ぎ出現。そこで始まった「第2のゲーム」は、その首輪にあるバスケットゴールにシュートするというものだった。瞬といちかは協力して、招き猫の襲撃をかわしながらゲームに挑む。最終的にシュートを決めたのは、人を殺すことも厭わない狂暴な問題児、天谷武(神木隆之介)だった。


 同じ頃、世界中で発生しているこのゲームの様子が報道され、世間の人々は生き残った生徒たちを「神の子」と崇め始めていた…。


 気付くと無機質な部屋にいた瞬は、中学の同級生である高瀬翔子(優希美青)とも再会。「第3のゲーム」として、現れた4体の「コケシ」と一緒に「かごめかごめ」が始まる。知恵を絞って「後ろの正面」を言い当てた瞬は、翔子と共にいちかや天谷たちと合流、次のステージに進むため、7人でチームを結成するが…。


 これはわざわざ実写映画にしなくても、テレビの深夜アニメくらいで良かったのではないか? 本作は、「バトル・ロワイヤル」なんかと似たような“不条理デス・ゲーム”ものなのだが、何でこういうゲームをやる羽目になったのかという状況説明が一切無く、目的も不明瞭なため、観ている側も何が何だかワケの分からんまま、話が進行していく。三池監督らしいバイオレンス描写もふんだんに盛り込まれているが、人物描写が浅過ぎて、ちっとも後に残らない。


 もっともこれが、洒落のきいたブラック・コメディーならまだ観るに堪えることのできた映画だっただろうが、コメディーとしても中途半端。神木クンの怪演と作品の勢いだけで観せても、あまり面白くはない。終盤、人気アニメのネコキャラ(?)の声優2人(マトリョーシカが“ドラ○もん”と“ジ○ニャン”だ!)が夢の共演を果たしているが、それも何だかなぁという感じである。


 そして準主役ともいえるヒロインの山崎絋菜は、東宝シンデレラのモデル部門受賞者で、身長171cmと見栄えはいいのだが、少なくともこの映画に関してはあまり魅力的ではなく、バスケットボールのシーン以外にそのプロポーションを生かしきれていないのは残念であった。


私の評価…☆★

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