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2015年1月24日 (土)

フューリー

フューリー
フューリー
劇場:TOHOシネマズ二条
監督・脚本:デヴィッド・エアー
製作:ビル・ブロック 他
製作総指揮:ブラッド・ピット 他
音楽:スティーヴン・プライス
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):ブラッド・ピット(堀内賢雄)、シャイア・ラブーフ(小松史法)、ローガン・ラーマン(梶裕貴)、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル(坂詰貴之)、ジェイソン・アイザックス、スコット・イーストウッド、ゼイヴィア・サミュエル、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ、アナマリア・マリンカ、アリシア・フォン・リットベルクケヴィン・ヴァンクス、ブランコ・トモヴィッチ、イアン・ギャレット、ユージニア・カズミナ、ステラ・ストッカー 他


 《戦車版「U・ボート」?》


 第二次世界大戦末期、戦車を駆使して敵に立ち向かう5人の兵士たちの過酷なバトルを描く戦争ドラマ(物語自体は架空のもの)。必死に最後の抵抗を繰り広げるドイツ軍に、激しい怒りを意味する「フューリー」と名付けられた戦車で立ち向かう、米軍兵士5人の想像を絶する1日を映し出す。


 1945年4月、第二次世界大戦下。ナチス占領下のドイツに侵攻を進める連合軍の中にウォーダディー(ブラッド・ピット)と呼ばれる戦車部隊リーダーがいた。シャーマンM4中戦車「フューリー」を駆るウォーダディーのチームに、戦闘経験の一切ない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置された。


 新人のノーマンは、想像を遥かに超えた戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜け進軍する「フューリー」の乗員たちは、世界最強の独軍ティーガー戦車との死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという、絶望的なミッションに身を投じていくのだった…。


 冒頭に書いたようにこの映画のストーリーは架空の話なのだが、描写自体はかなりリアルなものだ。監督のデヴィッド・エアーは実際に米海軍に従軍していた事があるらしく、潜水艦と戦車という違いはあるものの、リアルな戦闘シーンに拘って作っている。


 主人公はブラピ扮するウォーダディなのだが、目線はあくまで間違って配属された新兵ノーマンであり、観客は彼の側からストーリーを追う形となるのだが、観ている途中で気付いた。1981年にドイツで製作された「U・ボート」という傑作映画があるのだが、あの映画の潜水艦を戦車に、従軍記者を新兵に変えたら描き方としてはソックリなのだ。あの映画はアメリカでも公開されているはずなので、この監督はそれを相当意識して作っているのは間違いない。


 リーダーが壮絶な死に様を見せるラストまで一緒なのだが、ここだけ描き方がそれまでとは異なっている。もしかすると、それは戦勝国(=アメリカ)と敗戦国(=ドイツ)で、“戦死”についての考え方や感覚の違いというものがあるのかもしれないが、敗戦国である日本人からすると、あのラストはどこかスッキリしない違和感がある。ラストで評価を落としちゃったねぇ。


私の評価…☆☆☆★

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