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2015年2月24日 (火)

エクソダス:神と王 3D

エクソダス:神と王 3D
エクソダス:神と王 3D
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:リドリー・スコット
脚本:スティーヴン・ザイリアン
原案:ビル・カレッジ、アダム・クーパー
製作:リドリー・スコット 他
音楽:アルベルト・イグレシアス
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):クリスチャン・ベール(宮内敦士)、ジョエル・エドガートン(小山力也)、ジョン・タトゥーロ(山野史人)、アーロン・ポール(石上裕一)、ベン・メンデルソーン(石川禅)、マリア・バルベルデ(杏)、シガニー・ウィーバー(駒塚由衣)、ベン・キングズレー(川久保潔)、ヒアム・アッバス(滝沢ロコ)、アイザック・アンドリュース(高山みなみ)、ユエン・ブレムナー(森宮隆)、インディラ・ヴァルマ(勝生真沙子)、ゴルシフテ・ファラハニ(長尾雅世)、ハッサン・マスード(宮崎敦吉)、タラ・フィッツジェラルド(水野ゆふ)、ダール・サリム(大黒和広)、アンドリュー・ターベット(園岡新太郎)、ケン・ボーン(田原正治)、フィリップ・アルディッティ(新城健)、ハル・ヒューエットソン(阿久津秀寿)、アントン・アレキサンダー(山岸治雄)、ケヴォルク・マリキャン(世古陽丸) 他


 《リドリー・スコットらしい映像美》


 モーゼとエジプト王ラムセス。ヘブライ人をめぐって、運命に翻弄される2人の男の姿を描く叙事詩的映画。


 紀元前1300年、多くのヘブライ人が暮らす古代エジプト。増えすぎたヘブライ人の男児を殺すようファラオ(エジプト王)が命じたため、赤ん坊だったモーゼも川に流される。しかし、エジプトの王女に拾われ、王子のラムセスと兄弟同然に育てられる。時は経ち、成長したモーゼ(クリスチャン・ベール)は、ラムセス(ジョエル・エドガートン)と共に兵を率いてヒッタイト帝国との戦いで敵を撃破するなど、王国での地位を確立しつつあった。


 しかし、ヘブライ人の長老・ヌン(ベン・キングズレー)から、自分がヘブライ人であることを知らされる。モーゼは、ヘブライ人を鞭打ちにしていたエジプト人を殺害し、国を追放される。やがて、エジプト人による虐待から救うため、40万のヘブライ人を「約束の地(現在のパレスチナ)」へ導くため、モーゼはエジプトに戻る。ファラオとなっていたラムセスにヘブライ人の退去を提案するが、拒否される。すると、エジプトにとって災いとなる〈10の奇跡〉が起こり、ラムセスはヘブライ人の退去を認める。モーゼたちはエジプトを脱出するが、ラムセス率いるエジプト軍の襲撃を受ける。モーゼたちは紅海に追い詰められ、誰もが絶体絶命だと覚悟するのだが…。


 旧約聖書の出エジプト記を基にした、モーゼとラムセスの話といえば、セシル・B・デミル監督の「十誡」(1923年)と、その監督がチャールトン・ヘストン主演でセルフ・リメイクした「十戒」(1956年)が有名で、本作はそのリメイクと思われがちだが、実はそうではない。全く違う視点からアプローチされている。


 勿論、昔のものと今のものとでは宗教的な解釈も違うだろうから、紅海もきれいには割れてくれないし、神にたいして普通に接するモーゼというのも、現代的な解釈なのかなとは思うのだが、前述のように「十戒」のリメイクだと思って観に行ってしまうと、とんでもない違和感を覚える羽目になる。


 今作の監督はリドリー・スコットなので、エジプトを襲う十の災いの場面の特殊効果は格調高く、迫力も十分で見応えがある。ラストがいまいち消化不良気味なのが残念ではあるが、とにかく映像美だけでも3Dで観る価値はある。しかし義理とはいえ兄弟の諍いを描くだけに、ラストのテロップには、ちょっと複雑な思いである。


私の評価…☆☆☆

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