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2015年3月11日 (水)

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ[R15+版]

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ[R15+<br />
 版]
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ[R15+<br />
 版]
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:サム・テイラー=ジョンソン
脚本:ケリー・マーセル
原作:E.L.ジェイムズ「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
製作:マイケル・デ・ルーカ 他
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン、エロイーズ・マンフォード、ヴィクター・ラスク、カラム・キース・レニー、ジェニファー・イーリー、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ルーク・グライムス、リタ・オラ、マックス・マルティーニ 他


 《「ナインハーフ」お子ちゃま版》


 主婦が書いた女性向けのエロティックな小説でアメリカではベストセラーとなったものを映画化。基は映画にもなった「トワイライト」シリーズの同人誌的な形で書かれた(つまりはそのファン層向け)ものなので、日本公開版では高校生でも観られるように修正が施されていたが…。


 若くして大成功を収めた巨大企業CEO・グレイ(ジェイミー・ドーナン)のもとに、学生新聞の取材のために女子大生・アナ(ダコタ・ジョンソン)が訪ねてくる。誰もが憧れるような容貌と富を持つグレイに、緊張しながら質問をするアナ。そんな彼女に、君の事を知りたいと聞き返すグレイ。次第に親密になる中で彼は、君を放っておけないと言いながら私に近づくなと突き放したり、アナに触れながら恋愛などしないと言い放ったり、さらにはそんな自分など理解できないだろうと告げる。しかしアナの教えてほしいと願うその言葉で、禁断の扉が開かれる…。


 この映画、殆ど何の予備知識も入れずに観に行ったのだが、何もかも中途半端で終わるなと思っていたら、原作が三部作らしい。果たして、今後続編でも作るのだろうか?


 まぁ、SMの倒錯した世界観ということくらいは頭に入れていたので、どういう映像が流れるかは、ある程度想像がついたのだが、そんなにたいして驚くようなものではなかったな。たまたま、隣に中国からの留学生っぽい女性2人がいたのだが、その娘らがそういったシーンを観ては、変に興奮して喋りあっていて、そっちの反応を見ている方が面白かった(笑)。


 しかし、今時「愛のコリーダ」じゃあるまいし、あんなボカシだらけの映像を見せられても、ちっとも面白くない。日本ではなくアメリカ側で入れられたものらしいが、雑すぎる。画面の半分以上が真っ黒になる部分もあり、これでは原作および製作スタッフを冒涜していると言ってもいいぐらいだ。深夜アニメのお色気場面などでよく見る“光差し”の方がまだマシである。尚、観客からの不満の声が配給会社に届いたのか、現在は僕が観に行った所を含む数か所の映画館で、オリジナルに近い[R18+版]に切り替わっている。だからといって、2度見ようとは思わないが。


 映画の内容は若年齢層を意識してか、あの「ナインハーフ」を数倍甘くしたようなタッチで好みが別れそうだが、ヒロインを演じるダコタ・ジョンソンが、なかなか頑張っていて好印象だが、それもそのはず彼女は「ワーキング・ガール」の女優メラニー・グリフィスと、その前夫で俳優のドン・ジョンソンとの間にできた娘なのである。どことなく雰囲気がお母さんにソックリだ。先頃行われた今年度のアカデミー賞授賞式にもプレゼンターとして出ていたが、今後が大いに期待される女優である。


私の評価…☆☆

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