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2015年4月22日 (水)

イントゥ・ザ・ウッズ

イントゥ・ザ・ウッズ
イントゥ・ザ・ウッズ
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ロブ・マーシャル
脚本:ジェームズ・ラパイン
原作:スティーヴン・ソンドハイム、ジェームズ・ラパイン
製作:ジョン・デルーカ 他
音楽:スティーヴン・ソンドハイム
出演:メリル・ストリープ、ジェームズ・コーデン、エミリー・ブラント、アナ・ケンドリック、クリス・パイン、クリスティーン・バランスキー、リラ・クロフォード、ダニエル・ハッスルストーン、トレイシー・ウルマン、マッケンジー・マウジー、ビリー・マグヌッセン、ジョニー・デップ 他


 《舞台出身のロブ・マーシャルは、やはりこういうスタイルのものが向いている》


 「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が、スティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを映画化。お伽話の主人公たちのその後を描いた、トニー賞受賞の人気ミュージカルを豪華キャストで描く。


 「子を授かりたければ、4つのアイテムを森から持ち帰るのだ…」

 魔女(メリル・ストリープ)にかけられた呪いを解きたいパン屋の夫婦(ジェームズ・コーデン、エミリー・ブラント)は、彼女に命令されて森へと向かう。持ち帰るべきは「赤い頭巾」「黄色い髪」「白い牛」「黄金の靴」。


 そして、時を同じくして、赤ずきん(リラ・クロフォード)が、ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)が、ジャック(ジャックと豆の木=ダニエル・ハッスルストーン)が、シンデレラ(アナ・ケンドリック)が、それぞれの願いをかなえるために、森へとやってくる。また、魔女も、オオカミ(ジョニー・デップ)も、2人の王(クリス・パイン、ビリー・マグヌッセン)も、それぞれの欲望をかなえるために、森へとやってくる。パン屋の夫婦を通して、それぞれが出会い、願いをかなえ、すべてがハッピーエンドを迎えたかと思った瞬間、運命は彼らに思いもよらない難題を突き付ける。


 「本当の幸せとは?」「本当の自分とは?」「本当に自分が望んでいたものとは…」。


 この前から続いている、モバイルから更新後カテゴリーを設定すると写真が観られなくなる不具合が、まだ直っていないようなので、写真が消えないよう、当面カテゴリーを設定せず置いておくことにします。まぁ、殆どのカテゴリーが「映画・テレビ」なんだけど…。


 舞台版の初演が今から約30年前ということで、決して新しい作品ではないのだが、楽しく観させてもらった。お伽話の主人公たちは、ハッピーエンドのその後、どうなったのか。本当の願いは何だったのか。この物語はそんなお伽話のウラを描く。


 前半は、それぞれのキャラクターたちのおなじみの話が展開される。それぞれが独立している話をよくこれだけ違和感なく繋げてあるなと思うが、後半あることがきっかけで、このお伽の世界が崩れていく。


 舞台版は未見だが、どうやら舞台版では脇役キャラが死んでいく描写が結構あるらしい。やはりディズニーはそういった描写は嫌うのか、映画版ではそういったものは殆ど描かれていない。「赤ずきん」の悪役オオカミでさえ、お婆さんを助けるために腹を裂かれる場面は、直接的には描かれていなかった。オオカミ役のジョニー・デップも出番は10分ほど。ファンはがっかりしたのではないか。


 ちなみに監督のロブ・マーシャルは、元々舞台作品の振り付け師である。映画では舞台作品ではない「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」を監督し酷評されたが、アカデミー賞を受賞したミュージカルの傑作「CHICAGO」(2002年)では、舞台演出をほぼそのまま映画で使っていたので、やはりこういうスタイルのものに携わった方が、高い評価に結び付くのだと思う。


私の評価…☆☆☆☆

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