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2017年6月22日 (木)

破裏拳ポリマー

破裏拳ポリマー
破裏拳ポリマー
劇場:梅田ブルク7
監督:坂本浩一
脚本:大西信介
原作:タツノコプロ
製作:堀内大示 他
音楽:坂部剛
主題歌:グッドモーニングアメリカ「悲しみ無き世界へ」
挿入歌:流田Project「戦え!ポリマー」
出演:溝端淳平、柳ゆり菜、原幹恵、山田裕貴、佃井皆美、出合正幸、中村浩二、神保悟志、長谷川初範 他


  〈この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ!〉


 1974年にNET日本教育テレビ(現・テレビ朝日)で放送され、人気となったタツノコプロによる格闘アクションヒーロー「破裏拳ポリマー」を、溝端淳平主演で実写映画化。探偵で破裏拳流という拳法を操る主人公・鎧武士が正義のために戦う姿を描く。


 過激化し増え続ける組織犯罪に対抗するため、警視庁と防衛省は極秘裏に提携し、重火器の無効化、組織に対する単体での攻撃力、機動力を兼ね備えた特殊装甲スーツ“ポリマースーツ”を開発した。しかし当時の警視総監は、軍隊をも破壊できる絶大な力を手にすることを危険視し、開発の中止を命令、すでに完成していたポリマースーツはその力を封印された。数年後、新たに就任した警視総監(神保悟志)の指示で、ポリマースーツの開発が再開される。だが、テスト版ポリマースーツのうち3体が盗まれ、その強大な力を使った犯罪が多発する。悪用されるポリマースーツを取り戻すには、完全版である封印されたオリジナルの紅きポリマースーツを使うしかない。しかし、その封印を解き、最強のポリマースーツを起動させられるのは、世界でただ一人の人物の持つ特定の声によるダイアローグコードだけだった。刑事部長の土岐田(長谷川初範)は、最強拳法・破裏拳の唯一の継承者でありながら元ストリートファイターで、今は探偵をしている鎧武士(溝端淳平)に捜査の協力を求める。実は彼こそ、ポリマースーツを起動させることができる声の持ち主だった。武士は大の警察嫌いだったが、ポリマースーツの研究者・稗田玲(原幹恵)の魅力に惹かれ、協力を承諾する。相棒は心優しき新米刑事の来間譲一(山田裕貴)、助手は事務所の大家であり自称・探偵助手の南波テル(柳ゆり菜)だ。そんななか、事件が起こる。なぜ自分の声がダイアローグコードなのか分からないままポリマースーツを起動させる武士だったが、その力を目の当たりにする。ポリマースーツが破裏拳の破壊力を増大させ、無敵のヒーローになったのだ。捜査を進めるにつれ裏切りと過去の秘密が明らかになっていき、世界をも転覆させる巨大な陰謀が暴かれていく。そして、紅きポリマースーツに隠された謎とは…?


 アニメ版とは違って“アメホン国”設定が無いオリジナル・ストーリー。実写となると、少しは現実感を出さないと合わないので、この設定変更は吉。なかなか面白い。


 アニメ版はコミカルだったような気がするが、この実写版のテーマや内容はかなりハードなもので、奪われたテスト版ポリマースーツを巡る騒動を通して、過去からの因縁と真の正義とは何かを描く。


 監督がスタントマン出身の坂本浩一なので、アクションシーンがかなり多い代わりにドラマ部分が薄いのが残念ではあるが、最近の戦隊モノ映画のように、話の流れが単調になっておらず、失敗作の多いヒーローアニメの実写版のなかでは、これはかなり良い出来なのではないか。自分が観に行った時、館内はガラガラで、興行的には残念ながら失敗しているっぽいが、アニメ版を知る大人にも、それを知らない今の子供にも楽しめる要素は十分にあると思う。


私の評価…☆☆☆

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