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2017年7月29日 (土)

LOGAN/ローガン

LOGAN/ローガン
LOGAN/ローガン
劇場:MOVIX京都
監督・脚本:ジェームズ・マンゴールド
共同脚本:マイケル・グリーン、スコット・フランク
原案:デヴィッド・ジェームズ・ケリー、ジェームズ・マンゴールド
原作:マーク・ミラー、スティーブ・マクニーブン「オールドマン・ローガン」
製作:ハッチ・パーカー 他
音楽:マルコ・ベルトラミ
主題歌:ジョニー・キャッシュ「The Man Comes Around」
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):ヒュー・ジャックマン(山路和弘)、パトリック・スチュワート(麦人)、ダフネ・キーン(鈴木梨央)、ボイド・ホルブルック(小川輝晃)、スティーヴン・マーチャント(川島得愛)、エリザベス・ロドリゲス(田野めぐみ)、リチャード・E・グラント(水内清光)、エリク・ラ・サル(天田益男) 他


  〈そして… 新たなる希望へ〉


 ウルヴァリンの名で知られる「X-MEN」のメンバー、ローガンの生きざまを描く、ヒュー・ジャックマン主演のSFアクション。ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンとプロフェッサーX役のパトリック・スチュワートが同役を演じるのは、これが最後となる。治癒能力を失い、生身の人間になったローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となる少女を守るため、強大な敵に戦いを挑んでいく。


 近未来。ミュータントはほぼ絶滅してしまい、優れた治癒能力を持っていたローガン(ヒュー・ジャックマン)も今やその力を失いつつあった。そんな彼に年老いたチャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)から最後のミッションが託される。それは、絶滅の危機に瀕したミュータントに残された唯一の希望である少女ローラ(ダフネ・キーン)を守ることだった。強大な武装組織の襲撃を逃れながら荒れ果てた地を行く3人。その先には、想像しえぬ運命が待ち受けていた…。


 これは今までの同シリーズとは雰囲気や展開が全く異なるので、ファンの間でも賛否が分かれるのではないか? 「ウルヴァリン」としての前作「~SAMURAI」からも、「X-MEN」シリーズの前作「~アポカリプス」からも、時代はかなり進んだ設定になっており、痴呆が進んでしまったチャールズ(プロフェッサーX)を、全盛期を過ぎたウルヴァリンが介護しているといった、ある意味ショッキングな場面が出てくる。ヒーローの殆どが死に絶えているという、ディストピアな世界観というのも、これまでのものとは大きく違っている。


 もっとも、原作となっている「オールドマン・ローガン」をそのまま映像化すると、今までの「X-MEN」シリーズから「オールドマン~」までの中で映像化されていないものもあり整合性を欠くため、かなり脚色されているようだが、最後の力を振り絞り、ミュータントの最後の希望となるであろう少女=ローラを守り、戦い続けていくウルヴァリンの壮絶な勇姿は、正直痛々しくもあるが、正にラストを飾るに相応しいものになっている。


 ローラ/X23役のダフネ・キーンも凛々しい面構えで良い。一応原作では、ウルヴァリンの想いをしっかり受け継ぎ二代目となっていくのだが、本当にこの小さな女優は美人の売れっ子に成長して、近い将来別の役になってでも「X-MEN」シリーズに登場しそうな感じがする。


 そう、実は「X-MEN」シリーズ自体はまだまだ続くのだ。若き日のプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)らの活躍を描く、「~ファースト・ジェネレーション」シリーズの4作目「X-Men: Dark Phoenix(原題 来年秋、全米公開予定)」が控えている。これからもスピンオフや前日譚、そして次世代編も作られるだろう。なんだか「スタートレック」みたいで、気が遠くなりそうだが、生きている限り、観ていたいシリーズである。


私の評価…☆☆☆★

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