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2017年8月10日 (木)

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:深川栄洋
脚本:山本むつみ
原作:芦村朋子「いつまた、君と」
製作:村田嘉邦 他
音楽:平井真美子
主題歌:高畑充希「何日君再来」
出演:尾野真千子、向井理、岸本加世子、イッセー尾形、駿河太郎、成田偉心、野際陽子、片桐はいり 他


  〈散々使い倒された反戦映画ネタ〉


 向井理の祖母である芦村朋子さんの半生記を、向井自身が企画に携わり映画化。尾野真千子が主人公となる朋子役を演じ、向井が夫の吾郎役を務めて主演を果たした。


 慣れない手つきでパソコンに向かう芦村朋子(野際陽子)。彼女は、亡くなった夫・吾郎(向井理)との思い出を綴っていた。しかし朋子が突如倒れてしまい、孫の理(成田偉心)は祖母に代わって手記をまとめることにする。そこには理が知らなかった、戦中~戦後の厳しい時代を生きぬいた朋子と吾郎の歴史、そして50年におよぶ家族の愛の物語が記されていた…。


 悪く言うつもりはないが、この手の話はこれまでにもこういった反戦映画等で散々描かれているので、何を今更な感がありありである。ここに描かれている夫婦の場合、特別な才能があるわけでもなく、偉業を成し遂げたのでもないため、話としては非常に小さく、全く盛り上がらないので、わざわざ映画にする必要があったのだろうかとさえ、思ってしまう。


 因みに、本作での理役は本来なら高畑裕太が演じていたらしいが、例の事件で干されてしまったため、代役=成田偉心で撮り直したようである。この事自体はあまり話題になっていないが、余計な費用がかかった上に、興行成績もあまり良くないみたいで、正に踏んだり蹴ったりなものになってしまった。


 救いといえば、決して暗く描こうとせず、努めて明るい内容にしていることくらいで、物語に起伏があるわけでもなく、深みもない薄っぺらい凡作。ラストに流れる、高畑充希が歌う1937年の映画「三星伴月」の挿入歌「何日君再来」(当時中国の人気歌手だった周璇<しゅう・せん>が歌うオリジナル版は劇中で流れる)が、何だか空しく聞こえた。


私の評価…☆☆

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