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2017年10月15日 (日)

ダンケルク

ダンケルク
ダンケルク
ダンケルク
劇場:TOHOシネマズ二条
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン
製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ、グレッグ・シルバーマン
音楽:ハンス・ジマー
出演:フィン・ホワイトヘッド、トム・グリン=カーニー、ジャック・ロウデン、ハリー・スタイルズ、アナイリン・バーナード、ジェームズ・ダーシー、バリー・コーガン、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、マーク・ライランス、トム・ハーディー、マイケル・ケイン(声のみ、カメオ出演) 他


  〈細部はフィクションだが、これが戦争の恐怖〉


 第二次世界大戦中の1940年、フランス・ダンケルクの海岸でドイツ軍に包囲されたイギリス、フランス軍の兵士約40万人を860隻の船舶で救出した、史上最大の救出作戦を映画化したサスペンス。


 第二次世界大戦が本格化する1940年、フランス北端の海の町ダンケルク。フランス軍はイギリス軍とともにドイツ軍に圧倒され、英仏連合軍40万の兵士は、ドーバー海峡を望むこの地に追い詰められる。背後は海。陸海空からの敵襲。そんな逃げ場のない状況下でも、トミー(フィオン・ホワイトヘッド)やアレックス(ハリー・スタイルズ)ら若き兵士たちは生き抜くことを諦めなかった。一方、母国イギリスでは、海を隔てた対岸の仲間たちを助けようと軍艦だけでなく民間船までもが動員され“史上最大の救出作戦”が動き出そうとしていた。ドーバー海峡にいる全船舶が一斉にダンケルクへと向かう。民間船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)も、息子らとともに危険を顧みずダンケルクを目指していた。英空軍パイロット・ファリア(トム・ハーディー)も、数において形勢不利ながらも出撃。タイムリミットが迫るなか、若者たちは生きて帰ることができるのか…。


 この“ダイナモ作戦”と呼ばれる救出劇を、陸・海・空の3つの視点から群像劇形式で描く大作である。


 戦争そのものの臨場感や緊迫感を出したかったのか、いきなりから戦闘シーンになり、セリフも最小限に抑えられ、まるで自分がその戦場にいるような感覚に陥る。また、予告編でも流れていた時計の秒針音や心臓の鼓動音を取り入れた音楽が、より緊張感を高める。

その音楽を担当したのが、「ダークナイト」等ノーラン監督の映画には欠かせないヒットメーカー、ハンス・ジマー。彼は今回自身の代表作「パイレーツ・オブ・カリビアン」の新作を彼の弟子に譲り、こちらに入魂したということで、一番いい仕事したと言っても過言ではない、素晴らしいスコアになっている。


 因みにこの映画は、デジタル嫌いのノーラン監督が、IMAX専用の65㎜フィルムを用いて撮影したとのこと。と、なれば当然観るのに適しているのはIMAXのスクリーン。僕もIMAXのシアターがあるTOHOシネマズ二条で観たのだが、実はこの映画、アスペクト比の関係でIMAX以外の映画館では映像の上下が約40%もカットされるのだ。勿論、フルスペックで観たいなら、同じIMAXでも次世代デジタル方式の109シネマズ大阪エキスポシティで観るのが最適だったのだが、いかんせん遠い(笑)ので地元で観ることに。


 とにかく最後まで緊張感が抜けず、鑑賞後は“心地いい疲れ”が残った映画。そういう映画って、デミアン・チャゼル監督の「セッション」(2014年)以来だね。


私の評価…☆☆☆☆★

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