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2018年3月 8日 (木)

悪女

悪女
劇場:梅田ブルク7
監督・脚本・製作:チョン・ビョンギル
共同脚本:キム・ウンシク
製作総指揮:キム・ウテク
音楽:グ・ジャワン
アクション指導:チョン・ビョンギル、クォン・ギドク
出演:キム・オクビン、シン・ハギュン、ソンジュン、キム・ソヒョン、キム・ヨヌ、チョ・ウンジ、イ・スンジュ、チョン・ヘギュン、ミン・イェジ、パク・チョルミン、キム・ヘナ 他


  〈超絶アクションを、堪能せよ!〉


 最愛の人を殺され、運命に翻弄される女殺し屋の孤独な戦いを描く、「渇き」のキム・オクビン主演のバイオレンス・アクション。


 犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒ(キム・オクビン)は、育ての親ジュンサン(シン・ハギュン)にいつしか恋心を抱くようになり、二人は結婚する。甘い新婚生活に胸躍らせるが、ジュンサンは敵対組織に無残に殺害されてしまう。逆上したスクヒは復讐を実行するが、国家組織に拘束され、10年間ミッションを務めれば自由になるという条件で、国家直属の暗殺者となる。やがて運命の男性と出会い、幸せを誓うが、結婚式当日に新たなミッションが降りかかる…。


 韓国映画のアクションものは、ハリウッドや香港のものとは比べ物にならないくらい激しいものが多いのだが、本作も間違いなくその1本と言っていいだろう。何といっても、冒頭約7分に及ぶ殺戮シーンは、長回しのようなカメラワークで、まるでガンシューティングゲームのような演出になっており、ハイレベルなアクションと共に、観る側を引き込んでいく。


 監督のチョン・ビョンギルは、日本でも昨年「22年目の告白 私が殺人犯です」としてリメイクされた2014年の韓国映画「殺人の告白」で、一躍注目の的となった人だが、元々はスタントマン出身であり、本作でもアクション演出のセンスは遺憾なく発揮。この冒頭の場面で観客の目を釘付けにした後も手を緩めること無く、バイクでチェイスしながら日本刀で斬り合うとか、手斧を片手にバスに飛び乗る等、いったいどうやって撮っているのかと思うようなシーンが飛び込んでくる。


 そして、主演のキム・オクビンは実は本作でアクションに初挑戦。でも、彼女はテコンドーとハプキドーの黒帯保持者らしく、多数の男たちを次々と倒していく姿はめちゃくちゃカッコいい。


 ただ、アクション重視なのでストーリー等筋立てはツッコミどころが満載なのだが、韓国では女性アクション映画は当たらないといわれているなか、昨年6月に韓国で上映がスタートすると、成人指定にもかかわらず、公開4日間で46万人以上を動員するという、ジンクスを打ち破る大ヒットとなった。そういえば、昨年あたりからハリウッドを中心に、女性アクション映画の製作本数が増えているような気がするが、世界的にそういう流れになっていくのかもしれない。


私の評価…☆☆☆☆

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