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2018年5月26日 (土)

ラプラスの魔女

ラプラスの魔女
ラプラスの魔女
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:三池崇史
脚本:八津弘幸
原作:東野圭吾「ラプラスの魔女」
製作:坂美佐子、前田茂司
製作総指揮:山内章弘
音楽:遠藤浩二
主題歌:Alan Walker「FADED 」
出演:櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰、志田未来、佐藤江梨子、TAO、玉木宏、高嶋政伸、檀れい、リリー・フランキー、豊川悦司 他


  〈何でこんな映画にした〉


 国内外で人気の作家・東野圭吾のデビュー30周年記念作を、三池崇史監督が主演に櫻井翔を迎えて映画化したミステリー。


 事件現場が遠く離れているにもかかわらず、死因はどちらも同じ自然現象下での硫化水素中毒死という2つの不審死が連続して発生する。しかも、死亡したのは知人同士であった。警察からこの不可解な事件の調査を依頼されたのは、地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井翔)。一連の事件が事故ではなく、他殺であったなら、犯人は、完全無風状態になる一瞬をあらかじめ知っていて、その瞬間、致死量の硫化水素が発生する場所へピンポイントで被害者を誘導したことになる。そんなことは、“ラプラスの悪魔”でない限り不可能だった。封鎖された事件現場の地形や地質、気象などを念入りに検証した青江は、自然科学的見地から事件性を否定する。しかし、事件現場に現れた羽原円華(広瀬すず)が、その場で次に起こる自然現象を青江の目の前で言い当てていく。青江はなりゆきで円華と行動を共にすることになり、彼女が失踪した甘粕(福士蒼汰)という青年を探していることを知る。一方、警察は、何か不思議な力が備わっている円華が事件に関与しているのではないかと疑い始める。そして、第三の事件が発生する…。


 今年の最低最悪映画賞、筆頭候補である。三池崇史監督の映画は、それこそ目茶苦茶面白い時もあれば、「テラフォーマーズ」(2016年)のようなクソ映画もあるのだが、これは酷い方。脚本も「半沢直樹」の脚本家らしくない酷さ。何より、原作から主役を変えてしまったことが最大の誤算である。原作は映画では玉木宏が扮する刑事が主役になっているのだが、何故か映画版の主役は、櫻井翔扮する大学教授。この大学教授は単なる傍観者に過ぎないので、殆ど動かない(というより動かしようがない)故、主役には適しない筈なのだが… 何だろう? 事務所の圧力なのかな(笑)。地上波民放が制作に絡んでない分、キャスティングの自由度は高かったんだろうが、これは完全に裏目。ヒロインの広瀬すずや、事件の鍵を握るイカれた映画監督役の豊川悦司の怪演っぷりは良かったんだけど。竜巻のCGも、昔の「ツイスター」(1996年)を観ているようなレベルで陳腐。よくこれでオモテに出せるなぁと思った。


私の評価…☆

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