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2018年5月30日 (水)

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:クレイグ・ガレスピー
脚本:スティーヴン・ロジャース
製作:スティーヴン・ロジャース、マーゴット・ロビー 他
音楽:ジェフ・ルッソ
出演:マーゴット・ロビー、セバスチャン・スタン、アリソン・ジャニー、マッケナ・グレイス、ポール・ウォルター・ハウザー、ジュリアンヌ・ニコルソン、ケイトリン・カーヴァー、ボヤナ・ノヴァコヴィッチ、ボビー・カナヴェイル 他


  〈類は友を呼ぶ?〉


 1994年のリレハンメルオリンピックへの出場権を巡って、元夫らにライバル襲撃を命じたと疑われ、一躍時の人となったフィギュアスケート選手、トーニャ・ハーディング。彼女に多大な影響を与えたと言われる母親との関係や衝撃的な事件の経緯などを追った人間ドラマ。


 貧しい家庭に生まれたトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)は、幼少の頃から厳しく育てられた。幼くしてスケートを始めた彼女は、天賦の才と努力により、1991年に女子選手として伊藤みどりに続き史上2人目となるトリプルアクセルに成功。1992年のアルベールビルオリンピック代表選手に選出された。1994年1月6日、リレハンメルオリンピック選考会となる全米選手権を前に、練習を終えたナンシー・ケリガンが何者かに襲撃される事件が発生。膝を殴打され負傷したナンシーは全米選手権欠場を余儀なくされる。トーニャの元夫ジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)の指示による犯行と判明し、トーニャ自身にも疑惑の目が向けられた。一度は栄光を掴みアメリカ中から愛された彼女のスケート人生は、この事件を境に一変し、転落していく…。


 ハーディング本人を含め、ハーディング側の関係者のみのインタビューを元に作られているため、“ナンシー・ケリガン襲撃事件”の真相など、本当にこれが真実なのかと思える部分も少なくない(ハーディング本人曰く、捻じ曲げない程度に映画用に脚色されている場面はあるらしい)が、とにかくハーディングの周りにいる人間が、専属コーチ以外はアホでクズばかり(笑)。もうちょっとマシな人たちに囲まれていれば、ちょっとはまともな人格に育ったのだろうと思うと、可哀想に思えてくる。特に母親が強烈で、人を愛することに不器用な人間だったから、生まれてきた娘は人から愛されることに不器用になったのだろう。


 このコントロール魔の毒母を演じたアリソン・ジャニーは、当然アカデミー賞ノミネートも納得の演技だったが、その他にも、フィギュアスケートを猛特訓でトリプルアクセルをちゃんと形として見せられるまで会得した主演のマーゴット・ロビーや、その幼少時代を演じた「gifted(ギフテッド)」の名子役マッケナ・グレイスも素晴らしかった。


私の評価…☆☆☆

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