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2018年7月12日 (木)

羊と鋼の森

羊と鋼の森
羊と鋼の森
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:橋本光二郎
脚本:金子ありさ
原作:宮下奈都「羊と鋼の森」
製作:市川南
製作総指揮:山内章弘
音楽:世武裕子
エンディング・テーマ:久石譲×辻井伸行「The Dream of the Lambs」
出演:山崎賢人、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、堀内敬子、仲里依紗、城田優、森永悠希、佐野勇斗、光石研、吉行和子、三浦友和 他


  〈調律師とピアニスト達の心の葛藤と成長〉


 2016年の第13回本屋大賞に輝くなど、数々の賞を受賞した宮下奈都の同名小説を、山崎賢人主演で映画化した青春ストーリー。上白石萌音と上白石萌歌が姉妹役で映画初共演。


 北海道の田舎で育った外村直樹(山崎賢人)は、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和)と出会う。彼の調律したピアノの音に生まれ故郷と同じ“森の匂い”を感じた外村は、調律の仕事に魅せられ、その世界で生きていこうと決意。専門学校に通ったのち、板鳥のいる楽器店で調律師として働き始める。いちばん年齢が近く兄のような存在である先輩・柳(鈴木亮平)に付きながら、調律師としての道を歩み始めた外村は、ある日、高校生姉妹、和音(上白石萌音)と由仁(上白石萌歌)に出会う。柳の調律したピアノを二人が弾くと、和音の音は端正で艶やかな音を奏で、由仁は明るく弾むような音色になるのだった。ときに迷い、悩みながらも、ピアノに関わる多くの人に支えられ、外村は調律師として人として逞しく成長していく…。


 これはピアノに関わる人は絶対に観に行くべき映画ではないか。主人公に感情移入するよりも、ピアノと、それを弾く人の人生というか、歴史を追っていくもので、そこに調律師が関わることで、弾く人の人生にどのような変化が訪れるのかが見所だと思う。調律ひとつでそれが狂ったり、また立ち直ったりということがあって、調律師自身もまた成長していくのである。主演の山崎賢人が嫌いなわけではないが(笑)、調律を依頼する側の上白石姉妹や森永悠希が、やっぱり良い。上白石姉妹は本人たちの指使いが写っているから、本当に弾いているのだろう(恐らく音色は劇伴担当の世武裕子によるアフレコだろうけど)。エンディング曲のみ演奏が辻井伸行なのだけど、ここだけ作曲が久石譲なので、なんだか「天空の城ラピュタ」の“君をのせて”に聴こえ(笑)、ジブリ映画を観たような気分になった。


私の評価…☆☆☆☆

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