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2018年8月16日 (木)

バトル・オブ・ザ・セクシーズ

バトル・オブ・ザ・セクシーズ
劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
脚本:サイモン・ボーファイ
製作:クリスチャン・コルソン 他
音楽:ニコラス・ブリテル
出演:エマ・ストーン、スティーヴ・カレル、アンドレア・ライズボロー、サラ・シルバーマン、ビル・プルマン、アラン・カミング、エリザベス・シュー、オースティン・ストウェル、ナタリー・モラレス、エリック・クリスチャン・オルセン、ルイス・プルマン、ジャシカ・マクナミー、マーサ・マックアイサック、ウォレス・ランガム、フレッド・アーミセン 他


  〈現代にも通じる社会問題へのメッセージ〉


 1973年に全世界のテニスファンを騒然とさせた驚愕の実話を映画化した人間ドラマ。女子の優勝賞金が男子の1/8だという事実に抗議した29歳の女子テニス世界チャンピオン、ビリー・ジーンに、55歳の男子元世界チャンピオンのボビー・リッグスが挑戦状を叩きつけ、世紀の一戦が始まる。


 1973年、世界中で9,000 万人の目を釘づけにした決戦があった。女子テニスの世界チャンピオンのビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)と、元男子チャンピオンのボビー・リッグス(スティーヴ・カレル)の対決だ。女子の優勝賞金が男子の1/8 だったこの時代、男女平等を求めたビリー・ジーンは、仲間と共にテニス協会を脱退し、“女子テニス協会”を立ち上げた。待ち受ける数々の試練に立ち向かっていたビリー・ジーンに、“男性優位主義の代表”として挑戦状を叩きつけたのがボビー。ギャンブル癖が原因で、最愛の妻から別れを告げられたボビーは、この試合に人生の一発逆転を賭けていた。果たして、一度は挑戦を拒否したビリー・ジーンが、すべてを賭けて戦う理由とは…? 世界中が見守る中、“バトル・オブ・ザ・セクシーズ=性差を超えた戦い”が幕を開ける…。


 これは1973年に女子のトップ選手ビリー・ジーン・キングが男子の元名選手ボビー・リッグスと対戦し、“性別間の戦い”といわれた試合の顛末を描くもの。予告編からは、ウーマンリブの女性が、男性至上主義者をやっつける話と思わせるが、実際はそう単純な話ではない。


 勿論、プロテニスプレーヤーとしての姓の格差と戦ったのは事実なのだろうが、同時にレズビアンとして、ありのままに人を愛するという事とも戦っている。一報でボビーの方も、男性至上主義はパフォーマンスに過ぎず、内面には大きな問題を抱えているのである。姓の格差だけを前面に出した予告編から受ける印象とは異なり、深みのあるドラマ。嫌味の無い演出は、後味も爽やかだった。


私の評価…☆☆☆☆

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