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2018年10月30日 (火)

SUNNY 強い気持ち・強い愛

SUNNY 強い気持ち・強い愛
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SUNNY 強い気持ち・強い愛
劇場:TOHOシネマズ二条
監督・脚本:大根仁
原作:『サニー 永遠の仲間たち』(2011年/韓国映画/監督:カン・ヒョンチョル)より
製作:川村元気(企画・プロデュース)、市山竜次、馬場千晃
製作総指揮:山内章弘
音楽:小室哲哉
出演:篠原涼子、広瀬すず、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美、池田エライザ、橋爪淳、山本舞香、野田美桜、田辺桃子、富田望生、三浦春馬、リリー・フランキー、板谷由夏、新井浩文、矢本悠馬、小野花梨、キムラ緑子、橋本じゅん、三田和代、坂口涼太郎、松本穂香 他


  〈泣けるオリジナル版よりも、かなりコメディ寄りに〉


 40代になった女性たちが高校時代の親友と再会しようとする姿を描き、日本でも大ヒットを記録した韓国発の人間ドラマ『サニー 永遠の仲間たち』。それを大根仁監督が舞台を日本に移し、90年代に流行した音楽やファッションをちりばめてリメイクした。


 90年代に青春時代を過ごした6人の女子高生グループ“サニー”。20年以上の時を経て、大人になった彼女たちだったが、それぞれに問題を抱えていた。その1人、専業主婦の奈美(篠原涼子)はある日、当時の仲間だった芹香(板谷由夏)と再会する。ところが、芹香は末期がんに冒されていた。“死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい”。芹香の願いを叶えようと決意する奈美。これをきっかけに、止まっていたそれぞれの時間が再び動き始める…。


 日本では2012年に公開された韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」の日本版リメイク。オリジナル版とは過去の時代設定や背景が違うが、主人公の母親が入院している病院で、余命幾許もない高校時代の友人とたまたま出会い、ある“事件”がもとでバラバラになった昔の仲間たちを探す事になるストーリーは、ほぼ同じである。


 探し当てた仲間が、人生の酸いも甘いも経験しているのも、オリジナル版と同じ。でも、そこは「モテキ」の大根監督。主演の篠原涼子や、その高校時代を演じる広瀬すずのコメディエンヌっぷりが絶妙なこともあって、泣ける映画であるオリジナル版よりも、日本版はかなりコメディ寄りになっている。


 また、オリジナルの韓国版は、舞台となった年代が1980年代であり、民主化直前の韓国では鬱憤が溜まった国民のガス抜きのために、外国文化を積極的に受け入れていた時代である。このため使われるヒット曲も外国の曲が中心だったが、日本版の舞台は1990年代ということでバブル崩壊後、出口の見えなくなった不況の時代である。イケイケドンドンだったのが急速に萎み、結果としてJ-POPなどの独自の文化が芽生え、ガラパゴス化していった。日本版で描かれているコギャル文化もその1つなのだが、物語の基本的な部分は同じでも、国や時代の違いによって背景のベクトルが全く違う方向に向いているのが面白い。40代以上の人は韓国版の方が共感を得るだろうが、30代から下の人は日本版の方が楽しめるのではないかと思う。


私の評価…☆☆☆★

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