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2018年11月22日 (木)

死霊館のシスター

死霊館のシスター
劇場:MOVIX京都
監督:コリン・ハーディ
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
原案:ゲイリー・ドーベルマン、ジェームズ・ワン
製作:ピーター・サフラン、ジェームズ・ワン
音楽:アベル・コジェニオウスキ
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):タイッサ・ファーミガ(清水理沙)、デミアン・ビチル(てらそままさき)、ジョナ・ブロケ(岩田翼)、ボニー・アーロンズ、シャーロット・ホープ、イングリット・ビス、ジョニー・コイン、マニュエラ・チューカー、ジャレッド・モーガン 他

[映画「死霊館」よりアーカイブ映像出演]…パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ、リリー・テイラー、クリストフ・ヴェイロン


  〈シリーズここまでの全ての元凶〉


 実際にあった心霊現象を映画化し、大ヒットを記録した「死霊館」と同シリーズの元となるエピソードがつづられるホラー。


 1952年のルーマニア。修道院でシスターが自らの命を絶ち、不可解な点が多くあるその事件の真相究明のため教会はバーク神父(デミアン・ビチル)とシスターの見習いであるアイリーン(タイッサ・ファーミガ)を派遣。調査を進める二人だったが、この修道院には想像を絶する恐ろしい秘密が隠されていた。二人は決して関わってはならない存在・悪魔のシスターと対峙する。


 2013年に公開されてシリーズ化された「死霊館」シリーズの中で第2作の「死霊館 エンフィールド事件」(2016年)のスピン・オフ及び前日譚にあたる作品。同作に登場する悪魔の尼僧・ヴァラクが人間界に現れるきっかけを描く。


 「エンフィールド事件」とは、アメリカでは非常に有名な超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が関わった、1977年に起こったポルターガイスト現象の事で、そのときはウォーレン夫妻を主人公として描いたのが2013年に公開された「死霊館」なのだが、ご丁寧にも冒頭とラストに続編の「~エンフィールド事件」の1シーンが流れ、わざわざ話が繋がっている事を分からせてくれる良心設計である。しかも、ヒロインの修道女を「死霊館」で主人公の妻を演じたヴェラ・ファーミガの、年の離れた実妹であるタイッサ・ファーミガ(「記憶探偵と鍵のかかった少女」2013年公開)が演じるので、血縁関係のある役ではないにしても、ある程度話の筋は予測できるのだが、ラストのオチは、確かに「~エンフィールド事件」と話は繋がるものの、意外なところに落としたな、という感じだ。


 全米では、批評家たちの評価はシリーズ中最低の評価なのだが、観た感じ悪くはない。ヒロインも、どこか頼りなくて可愛いし(笑)。ただ、ゴシックホラーとしては既視感があって、新鮮味には欠けるなぁと思った。


 尚、本作は「死霊館」のもう一つのスピンオフである「アナベル」シリーズ(2014年~)を含めた通称“The Conjuring Universe”の第5作なのだが、次回第6作となる「アナベル3(仮題)」(2019年7月3日全米公開予定)が、現在準備中とのこと。本作ではアーカイブ映像での出演となっている、ウォーレン夫妻を演じたパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガが、スピンオフ企画に初出演となり、「gifted ギフテッド」の子役で注目されたマッケナ・グレイス扮する娘ジュディを、死霊人形の魔の手から救う話になるとのこと。他にもスピンオフ企画や、何とアナベルとあのチャッキー(「チャイルドプレイ」シリーズ)を共演させるクロスオーバー企画もあるらしい。このユニバースがどこまで広がるのか、楽しみである。


私の評価…☆☆☆★

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