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2019年1月16日 (水)

くるみ割り人形と秘密の王国

くるみ割り人形と秘密の王国
くるみ割り人形と秘密の王国
劇場:MOVIX京都
監督:ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン
脚本:アシュリー・パウエル
原作:E.T.A.ホフマン「くるみ割り人形とねずみの王様」
製作:マーク・ゴードン、ラリー・フランコ
製作総指揮:リンディ・ゴールドスタイン、サラ・スミス
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):マッケンジー・フォイ(小芝風花)、キーラ・ナイトレイ(坂本真綾)、ジェイデン・フォウォラ=ナイト(小野賢章)、ヘレン・ミレン(倉野章子)、モーガン・フリーマン(坂口芳貞)、ミスティ・コープランド、エウヘニオ・デルベス(茶風林)、リチャード・E・グラント(姫野惠二)、マシュー・マクファディン(宮内敦士)、アンナ・マデリー(恒松あゆみ)、セルゲイ・ポルーニン、エリー・バンバー(Lynn)、トム・スウィート(吉成翔太郎)、ジャック・ホワイトホール(岩崎正寛)、オミッド・ジャリリ(吉田ウーロン太) 他


 〈有名な原作やバレエとは全く違う別物〉


 19世紀に発表された童話を基に、チャイコフスキーが音楽を手がけたバレエの名作として知られる幻想的な物語を、ディズニーが映画化したファンタジー。


 クララ(マッケンジー・フォイ)は愛する母を亡くして以来、心を閉ざしていた。クリスマス・イヴ、クララは鍵のかかった卵型の入れ物をもらう。母の遺した「あなたに必要なものはすべてこの中にある」という言葉の意味を知るために、クララは鍵を探し始める。その晩、名付け親であるドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)のクリスマス・パーティーに行ったクララは、彼からのプレゼントを受け取る糸をたどるゲームに参加すると、いつの間にか不思議な世界へ足を踏み入れてしまう。鍵を探すクララは、息を呑むほど美しくて幻想的な世界へ迷い込む。それは、色とりどりの花と緑で覆われた“花の国”、キャンディやマシュマロでできた“お菓子の国”、雪と氷がクリスタルのように輝く“雪の国”、そして謎の多い“第4の国”からなる秘密の王国だった。そこでプリンセスと呼ばれて戸惑うクララだったが、この世界を創り上げたのが亡き母であったことを知る。しかし、第4の国を支配するマザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)が反乱を起こし、王国は存亡の危機に瀕していた。母が愛した王国を救うため、クララは心優しいくるみ割り人形のフィリップとともに、第4の国に旅立つ。それは、この美しい世界に隠された真実を探す旅の始まりでもあった…。


 これはちょっと酷い。原作とも、それを簡略化したバレエ版とも全くストーリーが違う別物だ。


 本来なら鼠は、マザー・ジンジャーに仕える悪役なのだが、これが味方になっているのはともかく、悪役ではない筈の金平糖の精(キーラ・ナイトレイ めっちゃ化粧が濃くて最初誰だか分からなかった)が何で悪役なのか? クリスマスパーティーの場面もごっそりカットされているため、ヒロインと周りの人間関係の描写も薄く、感情移入が出来ない。秘密の王国の人たちも、動機が不明瞭で何をやりたいのかさっぱり分からない。くるみ割り人形の兵が黒人なのは、あるキャラをモーガン・フリーマンが演じているからなのだが、この関係性も説明されないので、原作を知らない人には疑問に思えるだろう。


 主役を演じるマッケンジー・フォイは、「インターステラー」(2014年)の時から成長して、すっかり素敵なレディになった。本作ではアクションにもチャレンジしているが、実はテコンドーが黒帯という腕前であり、今後はアクション映画のヒロインとしてもいけるのではないかということを予感させるような映画である。


私の評価…☆☆

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