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2019年4月 7日 (日)

サムライマラソン

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劇場:MOVIX京都
監督・脚本:バーナード・ローズ
共同脚本:斉藤ひろし、山岸きくみ
原作:土橋章宏「幕末まらそん侍」
製作:ジェレミー・トーマス、中沢敏明(共に企画・プロデュース) 他
音楽:フィリップ・グラス
出演:佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、木幡竜、小関裕太、深水元基、カトウシンスケ、岩永ジョーイ、若林瑠海、竹中直人、筒井真理子、門脇麦、阿部純子、奈緒、関口まなと、奥野瑛太、福崎那由他、内田勝正、中川大志、ダニー・ヒューストン、豊川悦司、長谷川博己 他

 

 

  〈悪くはないんだけどなぁ… 〉

 

 

 1855年に安中藩主の提案で行われた“日本初のマラソン大会”安政遠足(あんせいとおあし)をモチーフにした歴史ドラマ。

 

 

 260年間の鎖国が終わりを迎えようとしていた1855年、幕末。幕府大老の五百鬼祐虎(豊川悦司)は、黒船でアメリカからやって来た海軍総督ペリー(ダニー・ヒューストン)と面談、和親条約という名の開国を迫られる。そんななか、安中藩主・板倉勝明(長谷川博己)は迫る外国の脅威に備え、国と藩を守るため、藩士たちの心と体を鍛錬しようと、十五里の山道を走らせる遠足の開催を宣言。優勝者はどんな願いも叶えられると聞いて、藩士たちが色めき立つなか、勝明の娘・雪姫(小松菜奈)が城を脱走。芸術的才能に恵まれた雪姫は、江戸へ出て絵画を勉強し、いずれは異国へも渡りたいと願っていたが、父からは厳しく反対されていた。重臣の息子で傲慢な辻村平九郎(森山未來)を婿にとって藩を治めるよう命じられ、強い決意のもと逃げ出したのだ。一方、城下の人々の間では、さっそく誰が一着になるかという賭けが始まった。藩でいちばん足が速いのは、足軽の上杉広之進(染谷将太)であった。上杉は両替商の留吉に茶屋で奢られ、一着にならなければ十両渡すと八百長を持ちかけられる。妻子の待つあばら屋へ帰った上杉は、一着と金とどちらをとるか頭を悩ませる。その夜、江戸城では、以前から勝明を警戒していた五百鬼が、安中藩の遠足を“謀反の動き”と見て、アメリカの最新式の拳銃を携えた刺客を放つ。だが翌朝、安中藩に仕える勘定方・唐沢甚内(佐藤健)が五百鬼の企みに気付く。実は甚内は、幕府の命令で藩を監視する“忍び”。藩の上司の植木義邦(青木崇高)にはもちろん、妻・結衣(門脇麦)にさえ打ち明けてはならない秘密であった。やがて、出発点に集結する参加者たち。虚栄心から不正をしてでも一着を取ろうと気合を入れる辻村。だが、その背後には遠足に乗じて江戸まで行こうと計画する男装に身を隠した雪姫がいた。守衛番を解雇された栗田又衛門(竹中直人)は、最後にひと花咲かそうと亡き親友の幼い息子と出場。太鼓の音が響き、開始の掛け声で一斉に飛び出す藩士たち。だが、ほどなく刺客たちが関所を襲撃。甚内は、一刻も早く城へ戻ろうと全力で走り始めるのだった…。

 

 

 上記の通り、安中藩が藩士の鍛錬のために行った「安政遠足(あんせいとおあし)」の史実をベースに、虚実混交して描いているのだが、ディテールは荒いわ、殺陣の見せ方も下手。まぁ、外国人監督なので仕方ない面もあるかもしれないけど、もう少し細かい部分で拘ってみてもよかったのではないかと思ってしまう。

 

 

 スタートからゴールまでは距離的に30kmそこそこなのだが、高低差が1,050mある難コースで、しかも当時は整備されてもいないだろうから、果たして1日で往復なんかできたのか? などという疑問も湧いてくる。映画では皆、ズルしているのだが(笑)。アドリブ演技がかなり多いとはいえ、竹中直人の暴走演技は誰も止められなかったのか(笑)。

 

 

 ただ、外国人監督らしい、日本人とのセンスの違いも垣間見ることができるので、日本人以外の人が日本の時代劇に興味を持って作ってくれるのは嬉しいことである。今回は2020東京五輪参画プログラムが絡んでいるので、本編のあとに金栗四三ら、オリンピックのマラソンに関係する人たちの写真が強引に入ったりするなど、どうもそのPR企画臭いのだが、こういう交流はこれからもやってほしいな。

 

 

 私の評価…☆☆☆

 

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