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2019年7月 6日 (土)

ラ・ヨローナ~泣く女~

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劇場:MOVIX京都
監督:マイケル・チャベス
脚本:ミッキ・ドートリー、トビアス・イアコニス
製作:ジェームズ・ワン、ゲイリー・ドーベルマン、エミール・グラッドストーン
製作総指揮:リチャード・ブレナー 他
音楽:ジョセフ・ビシャラ
出演:リンダ・カーデリーニ、ローマン・クリストウ、ジェイニー=リン・キンチェン、レイモンド・クルス、パトリシア・ヴェラスケス、マリソル・ラミレス、ショーン・パトリック・トーマス、トニー・アメンドーラ、マデリーン・マックグロウ 他

 

 

  〈生身の人間が演じる霊は、やはり怖い〉

 

 

 メキシコに伝わる怪談で、その泣き声を聞いた者の子どもを連れ去るという女、ヨローナの恐怖を描く、ジェームズ・ワン製作によるホラー。

 

 

 1970年代のロサンゼルス。不可解な死を遂げた子どもの母親が、不吉な警告を発する。しかし、それを無視したソーシャルワーカーのアンナ(リンダ・カデリーニ)と彼女の子どもたちは、ほどなくして女の”泣き声”を耳にする。その日を境に、数々の恐ろしい現象に襲われることとなった家族は、教会に助けを求める。だが、そこで明らかになったのは、呪われたすすり泣く女”ヨローナ”の存在だった…。かつて、村一番の美人と謳われた女性がスペイン人と恋に落ちた。やがて2人は子どもを授かり、幸せな毎日を過ごしていたが、ある日、男は妻を捨て、裕福なスペイン人女性のもとへ去って行った。この裏切りで嫉妬に狂った女は、夫が最も愛する我が子を溺死させてしまう。我に返って後悔と苦しみの末、女は泣きながら自らも川に身を投げる…。それが”ヨローナ”だった。そしてヨローナは今も我が子を探し、彷徨い続けていた。その”泣き声”が聞こえたら、終わりの始まり。ヨローナは、水のある場所に現れる。プールやバスタブはもちろん、トイレでさえも…。果たして、アンナたちは、逃げ場のない恐怖から逃れることができるのか…。

 

 

 ジェームズ・ワンが製作を担当しているということで、「死霊館シリーズ」に属する作品。だが、今までのものとは違い中南米に古くから伝わる怪談「ラ・ヨローナ」がモチーフとなっている。それでも、映画の中盤に差し掛かったところで「アナベル 死霊館の人形」に出てきたペレス神父(トニー・アメンドーラ)が再登場し、一瞬だが“あの人形”も写るので、シリーズと何らかの関与が示唆される。

 

 

 真っ直ぐな母性と歪んだ母性との対決は、Jホラーの「スウィート・ホーム」や「仄暗い水の底から」に似ているのだが、悪霊の弱点の設定が曖昧だったり、元神父の祈祷医がどうにも頼りなかったりと、少々アラが目立つ。それほど強烈な怖さは無いが、霊体ヨローナはCGIではなく生身の人間が特殊メイクで演じており、妙に生々しい。

 

 

 因みに、時系列的には「死霊館」1作目と本作の間になる最新作「アナベル 死霊博物館」が早くも9月20日に日本公開決定。シリーズお馴染みの霊媒師ウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)に加え、ヒロインとなる娘役に「ギフテッド」で注目された子役のマッケナ・グレイスが出演している。監督・脚本は「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のゲイリー・ドーベルマンということで、こちらも公開されたら観に行きたい。

 

 

私の評価…☆☆☆

 

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