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2019年8月30日 (金)

さよならくちびる

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劇場:MOVIX京都
監督・脚本・原案:塩田明彦
製作:瀬戸麻理子(企画・プロデュース)、根岸洋之、高橋尚子
製作総指揮:
音楽:きだしゅんすけ
主題歌:ハルレオ「さよならくちびる」
出演:小松菜奈、門脇麦、成田凌、篠山輝信、松本まりか、新谷ゆづみ、日髙麻鈴、青柳尊哉、松浦祐也、篠原ゆき子、マキタスポーツ 他

 

 

  〈キャスティングと楽曲は良い〉

 

 

 小松菜奈と門脇麦が解散ツアーに挑むインディーズのミュージシャンに挑んだ青春音楽ムービー。解散ツアーを通し、歌詞にしか書けない真実や、歌声でしか出せない思いなど、2人の意外な感情があらわになっていく。

 

 

 ハル(門脇麦)とレオ(小松菜奈)からなる音楽デュオ・ハルレオは、ローディ兼マネージャーのシマ(成田凌)とともに、全国7都市を回るツアーへ出発する。最後のライブでハルレオは解散することを決めていた。解散ツアーの初日となる2018年7月14日、別行動をとったレオがライブに遅刻する。険悪なムードの中、レオは「今日が何の日かくらい憶えているよ」と、ハルに小さな封筒を押し付ける。しばらくして、何事もなかったかのようにハルレオはステージに立つ。その日は、ハルがレオに初めて声をかけた日だった。バイト先のクリーニング工場で上司に叱られ、むくれていたレオを、ハルが音楽をやろうと誘ったのだ。その瞬間からずっと孤独だった二人の心は共鳴し、レオは音楽を奏でる喜びを知る。二人は路上で歌うようになり、少しずつ人気が出てくる。ハルレオはライブツアーに出るためローディを探し、そのとき、元ホストのシマが名乗りを上げた。地方ライブの集客も増え、若い女性を中心に人気が広がっていくが、誰も予期しなかった恋心が芽生えたことがきっかけで、3人の関係はこじれていく。さらに、曲作りにかかわらないレオは、音楽をやる意味を見失っていく。各々が想いをぶつけ合い、名曲と名演奏が生まれていくが、溝は深くなり、ついに解散するまで心が離れてしまう。三重、大阪、新潟、山形、青森と思い出のあるライブハウスを巡り、いよいよ北海道・函館のラストライブへと向かうが…。

 

 

 解散を決めた人気女性デュオのハルとレオ、マネージャーのシマ。3人の最後のツアーを巡る青春音楽ロードムービー。最後の全国ツアーを、最終日から過去に遡りつつ現在に追いついていく形で描く。互いに好きすぎることがかえって苦しくなる、3人の心の葛藤が描かれるのだが、それが秦基博とあいみょんがコラボした楽曲とマッチしていて、地味ながらも良い映画になっている。

 

 

 小松菜奈と門脇麦のコンビネーションも、初共演(興行的には「サムライマラソン」の方が先に公開されている)とは思えないほどハマっている。実際にCDデビューした“ハルレオ”としてのハーモニーも素晴らしい。ただ、キャスティングや楽曲は良いのに、話のテンポが淡々としているせいもあって、イマイチ盛り上がりには欠ける。観る側の捉え方にもよるが、好みは分かれそうな映画だ。

 

 

私の評価…☆☆☆

 

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