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2019年12月26日 (木)

記憶にございません!

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督・脚本:三谷幸喜
製作:石原隆、市川南
音楽:荻野清子
出演:中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、小池栄子、斉藤由貴、吉田羊、田中圭、寺島進、濱田龍臣、有働由美子、梶原善、藤本隆宏、迫田孝也、ROLLY、後藤淳平(ジャルジャル)、宮澤エマ、市川男女蔵、小林隆、飯尾和樹、小澤雄太、阿南健治、近藤芳正、栗原英雄、川平慈英、天海祐希、山寺宏一、木村佳乃、山口崇、草刈正雄、佐藤浩市 他

 

 

  〈久々に安定した三谷流のコメディ〉

 

 

 「ラヂオの時間」などで知られる脚本家、三谷幸喜の映画監督8作目となるオリジナル作品。国民から嫌われ、史上最低の支持率を叩き出した総理大臣が記憶喪失になったことから巻き起こる騒動を描いたコメディ。

 

 

 病院のベッドで目が覚めた男(中井貴一)。自分が誰だか、ここがどこだか分からない。一切の記憶がない。こっそり病院を抜け出し、ふと見たテレビのニュースに自分が映っていた。演説中に投石を受け、病院に運ばれている首相。そう、なんと、自分はこの国の最高権力者だったのだ。そして石を投げつけられるほどに… すさまじく国民に嫌われている! 部下らしき男が迎えにきて、官邸に連れて行かれる。

 

 

「あなたは、第百二十七代内閣総理大臣。国民からは、史上最悪のダメ総理と呼ばれています。総理の記憶喪失は、トップシークレット、我々だけの秘密です」

 

 

 真実を知るのは、秘書官3名のみ。進めようとしていた政策はもちろん、大臣の顔と名前、国会議事堂の本会議室の場所、自分の息子(濱田龍臣)の名前すら分からない総理。記憶にない件でタブロイド紙のフリーライター(佐藤浩市)にゆすられ、記憶にない愛人(吉田羊)にホテルで迫られる。どうやら妻(石田ゆり子)も不倫をしているようだし、息子は非行に走っている気配。そしてよりによってこんな時に、アメリカ大統領(木村佳乃)が来日! 他国首脳、政界のライバル、官邸スタッフ、マスコミ、家族、国民を巻き込んで、記憶を失った男が、捨て身で自らの夢と理想を取り戻す! 果たしてその先に待っていたものとは…!?

 

 

 最近の三谷作品はイマイチ面白くない物が続いていたが、これは久々に楽しめた。この人の場合は舞台劇出身なので、シナリオの中身が、映画としてはこぢんまりとしたものになってしまい、盛り上がりに欠けてしまうのは相変わらずだったが、主演の中井貴一はじめ脇役陣も充実していて、安心して楽しめる。

 

 

 せっかく政治を題材にしたコメディなので、もっとトンデモな政策を発動したりして欲しかったのだが、さすがに製作にテレビ局が絡むとそこまではできなかったのか。後味はスッキリしていたので、それだけでも良しとしよう。

 

 

私の評価…☆☆☆★

 

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