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2020年1月

2020年1月25日 (土)

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり

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劇場:MOVIX京都
監督:アンディ・ムスキエティ
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
原作:スティーヴン・キング「IT/イット」
製作:ロイ・リー、ダン・リン、セス・グレアム=スミス、デビッド・カッツェンバーグ
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):ジェームズ・マカヴォイ(細谷佳正)、ジェシカ・チャステイン(高垣彩陽)、ジェイ・ライアン(小野大輔)、ビル・ヘイダー(諏訪部順一)、イザイア・ムスタファ(三宅健太)、ジェームズ・ランソン(神谷浩史)、アンディ・ビーン(平川大輔)、ジェイデン・マーテル(田谷隼)、ソフィア・リリス(近藤唯)、ジェレミー・レイ・テイラー(田村睦心)、フィン・ウォルフハード(平田真菜)、チョーズン・ジェイコブス(渡辺拓海)、ジャック・ディラン・グレイザー(小林由美子)、ワイアット・オレフ(地蔵堂武大)、ビル・スカルスガルド(多田野曜平)、ジャクソン・ロバート・スコット(宇山玲加)、ジョアン・グレッグソン(沢田敏子)、ティーチ・グラント(坂詰貴之)、ニコラス・ハミルトン(平井貴大)、ジェイク・シム (岡井カツノリ)、ローガン・トンプソン (榎木淳弥)、ステファン・ボガルト (田中正彦)、モリー・アトキンソン (恒松あゆみ)、ジョー・ボスティック(飛田展男)、グザヴィエ・ドラン(森宮隆)、スティーヴン・キング 他

 

 

  〈何気に豪華な大人キャスト〉

 

 

 2017年に公開し、世界中で大ヒットを記録したホラー「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編。前作から27年後を舞台に、大人になったルーザーズ・クラブの面々が、再び“それ”と対峙する姿を描く。

 

 

 静かな田舎町デリーで、27年前と同様の連続児童失踪事件が発生。そんなある日、幼少時代に事件に見舞われ、真相に立ち向かったルーザーズ・クラブのメンバーの元に、「COME HOME COME HOME(帰っておいで…)」という不穏なメッセージが届く。“それ”が再び現れたことを確信した彼らは、かつてかわした約束を守るべく、町に戻ることを決意する。

 

 

 二部作の後編。前作で子供だった主人公とその仲間達が、大人になった27年後、再び殺人ピエロ“ペニーワイズ”に立ち向かう。子供の時のトラウマは勿論だが、仄かな恋愛も引きずっているため、緊張と緩和がバランスよくつけられていて面白い。大人キャストはジェームズ・マカヴォイに、ジェシカ・チャスティンと、何気に豪華。このところ気の強い役が多かったジェシカが、今回は何処か弱みのあるヒロインを演じていて、ホラーな場面でキャーキャー言っていて、なんか可愛い、と思った。

 

 

 ただ、前作を引きずる設定のため、長くなるのは仕方ないにしても、この内容で3時間近いのは長過ぎではないか? もう少しテンポアップして2時間半くらいにまとめても良かったのでは。少々ごちゃごちゃした展開もあるので、その辺が整理できていれば尚、良かったかもしれない。

 

 

私の評価…☆☆☆★

 

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2020年1月22日 (水)

ジェミニマン(HFR版)

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督:アン・リー
脚本:デイヴィッド・ベニオフ、ビリー・レイ、ダーレン・レムケ
原案:ダーレン・レムケ、デイヴィッド・ベニオフ
製作:ジェリー・ブラッカイマー、デヴィッド・エリソン、デイナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー
製作総指揮:チャド・オマン、マイク・ステンソン、ブライアン・ベル、グォ・グワンチャン、ドン・マーフィ
音楽:ローン・バルフ
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):ウィル・スミス(江原正士 若い頃のヘンリーのクローンの声は山寺宏一)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(菅野美穂)、クライヴ・オーウェン(井上和彦)、ベネディクト・ウォン(後藤光祐)、ダグラス・ホッジ(辻親八)、ラルフ・ブラウン(佐々木睦)、リンダ・エモンド(塩田朋子)、イリア・ヴォロック(青山穣)、E・J・ボニーリャ(阪口周平)、セオドラ・ミラン(岡純子)、ディエゴ・アドナイ(北田理道)、リッラ・バナク(小若和郁那)、アレクサンドラ・スーク(松浦裕美子)、ティム・コンロイ(菊池通武)、ダニエル・サライヤーズ(高野憲太朗)、ジェフ・JJ・オーサーズ(拝真之介) 他

 

 

  〈映像は素晴らしいが、内容は大したことない〉

 

 

 ウィル・スミスとアカデミー賞監督アン・リーとが組み、毎秒120フレーム撮影、4K×3D映像の技術を導入した近未来アクション。最新デジタル技術を駆使し、ウィル・スミスはベテラン暗殺者のヘンリーとヘンリーの20代の姿であるクローンを演じる。

 

 

 伝説的暗殺者のヘンリー(ウィル・スミス)は、政府から依頼を受けたミッションを遂行していたところ、何者かに襲撃される。正体不明のその人物はヘンリーの動きや考えを見越しているだけでなく、バイクを使った武術を繰り出し、苦戦。やがてヘンリーは神出鬼没の襲撃者を追い詰めるが、襲撃者の正体は若い自分自身のクローンだった。やがて彼は政府を巻き込むクローン技術の巨大な陰謀に巻き込まれていく。

 

 

 HFRの仕組みは映像関係の事を勉強した人や、仕事にしている人なら分かる人もいると思うが、通常の映画ならフイルムの場合、1秒間24フレームの画で構成されるものを観るわけなのだが、これだと動きの速いものほどブレて見える。そこで、1秒間に映写するフレームの数を、通常の映写機の2倍で映写(約48~60フレーム)することで、ブレを低減し、人間が肉眼で実際に見る光景により近く再現することが可能になるという上映方式である。同時に画面の輝度やコントラストも向上するため、通常の3Dだとメガネをかけた時にメガネのフィルターの関係で、画が暗くなるのだが、その心配が一切無く、明るい画を快適に楽しむことができるのだ。因みに一般的なデジタル映写機は60フレームまで対応しているので、今回殆どの映画館では60フレームでやっていたのだが、この「ジェミニマン」はその上をいく120フレームという、冗談のような数値で撮影されている。これに対応できるデジタル映写機はまだ少なく、日本で120フレーム対応でやっているのはDOLBY CINEMA方式の3館のみで、関西では梅田ブルク7のみであった。

 

 

 ただ、映画の内容は、そんなに凄く面白いというものではなかった。特にフルCGの若いウィル・スミスはアクション場面でカクカクしたきが目立つ。画がキレイなのはいいのだが、アラが見えやすいとうのは欠点であろう。

 

 

 尚、メガネは通常の3Dと同じ物を使うのだが、1秒間に60フレームということは、光の点滅を60回見ているのと同じなので、通常の3Dでも酔いやすいという人にはお薦めできない。通常は大丈夫な僕でも眼精疲労が酷くなり、翌朝までしんどかった。

 

 

私の評価…☆☆☆

 

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2020年1月21日 (火)

楽園

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劇場:MOVIX京都
監督・脚本:瀬々敬久
原作:吉田修一「犯罪小説集」
製作:二宮直彦、橋口一成、千綿英久
製作総指揮:井上伸一郎
音楽:Joep Beving
主題歌:上白石萌音「一縷」
出演:綾野剛、杉咲花、村上虹郎、片岡礼子、黒沢あすか、石橋静河、根岸季衣、柄本明、佐藤浩市 他

 

 

  〈どこにでもあるのかもしれない村社会の閉塞性〉

 

 

 『悪人』『怒り』などの作品で知られるベストセラー作家・吉田修一の短編集「犯罪小説集」を、『64-ロクヨン-』『友罪』の瀬々敬久による監督・脚本で映画化したサスペンス。

 

 

 ある地方都市で起きた少女失踪事件。家族と周辺住民に深い影を落とした出来事をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士(綾野剛)と、失踪した少女の親友だった紡(杉咲花)。不幸な生い立ち、過去に受けた心の傷、それぞれの不遇に共感しあうふたり。だが、事件から12年後に再び同じY字の分かれ道で少女が姿を消して、事態は急変する。一方、その場所にほど近い集落で暮らす善次郎(佐藤浩市)は、亡くした妻の忘れ形見である愛犬と穏やかな日々を過ごしていた。だが、ある行き違いから周辺住民といさかいとなり、孤立を深める。次第に正気は失われ、誰もが想像もつかなかった事件に発展する。2つの事件、3つの運命、その陰に隠される真実とは…。“楽園”を求め、戻ることができない道を進んだ者の運命とは…。

 

 

 1979年以降、栃木と群馬で度々発生している5つの事件の総称“北関東連続幼女誘拐殺人事件”と、2013年に起きた“山口連続殺人放火事件”。本作はそれらの実際に起こった事件を元にした、2つの短編小説を合わせて映像化したものである。

 

 

 事件そのものというより、事件によって人生が狂わされた人々やそれを取り巻く人間模様を描いている。こういう村社会の閉塞性は、小さなコミュニティーと考えれば都会でも有り得ることであり、怖い話だ。大ヒットし、アカデミー賞でも注目の的となっている「ジョーカー」は多様性による正義と悪の価値観の違い、だったら“悪”とは何ぞや? という問題提議がされていたが、本作はその1つの答えといえる映画なのではないか。救いようのない立場に追いやられた時に人は、とんでもない選択をするという、文字通り救いようのなさがとてつもなく怖い。あえて製作側が狙ったのだろうか、作品の良し悪しは別にして、観賞後も不快感しか残らなかった。

 

 

私の評価…☆☆☆★

 

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2020年1月15日 (水)

空の青さを知る人よ

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督:長井龍雪
脚本:岡田麿里
原作:超平和バスターズ
キャラクターデザイン:
製作:清水博之、川村元気、斎藤俊輔(以上、企画・プロデュース)、小田桐成美、尾崎紀子(以上、プロデューサー)
音楽:横山克
主題歌:あいみょん「空の青さを知る人よ」(OP)「葵」(ED)
声の出演:金室慎之介/しんの(13年前の慎之介)…吉沢亮、相生あかね…吉岡里帆、相生あおい…若山詩音、新渡戸団吉…松平健、中村正道…落合福嗣、中村正嗣…大地葉、大滝千佳…種﨑敦美、番場…上村祐翔、阿保…吉野裕行 他

 

 

  〈夢を諦めてしまった大人たちへのメッセージ〉

 

 

 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン&総作画監督・田中将賀が再結集した、オリジナルストーリーの長編アニメーション映画。

 

 

 山に囲まれた町に住む、17歳の高校二年生・相生あおい。将来の進路を決める大事な時期なのに、受験勉強もせず、暇さえあれば大好きなベースを弾いて音楽漬けの毎日。そんなあおいが心配でしょうがない姉・あかね。二人は、13年前に事故で両親を失った。当時高校三年生だったあかねは恋人との上京を断念して、地元で就職。それ以来、あおいの親代わりになり、二人きりで暮らしてきたのだ。あおいは自分を育てるために、恋愛もせず色んなことをあきらめて生きてきた姉に、負い目を感じていた。姉の人生から自由を奪ってしまったと…。そんなある日。町で開催される音楽祭のゲストに、大物歌手・新渡戸団吉が決定。そのバックミュージシャンとして、ある男の名前が発表された。金室慎之介。あかねのかつての恋人であり、あおいに音楽の楽しさを教えてくれた憧れの人。高校卒業後、東京に出て行ったきり音信不通になっていた慎之介が、ついに帰ってくる…。それを知ったあおいの前に、突然“彼”が現れた。“彼”は、しんの。高校生時代の姿のままで、過去から時間を超えてやって来た18歳の金室慎之介。思わぬ再会から、しんのへの憧れが恋へと変わっていくあおい。一方で、13年ぶりに再会を果たす、あかねと慎之介。せつなくてふしぎな四角関係…過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる…。

 

 

 超平和バスターズによる"秩父3部作"はアニメ版を観たのはこれが初めてである(前2作はTVドラマ・映画で実写版を鑑賞)。世代的には、3部作の中では一番ハマる作品なのかもしれない。

 

 

 話自体は既視感がある、とてもベタなものだが、自分を含め、夢を諦めてしまった今の大人たちにはグッと突き刺さる青春映画。と、同時にちょっと懐かしい気持ちにもさせてくれる良作である。特に若い2人が飛翔するクライマックスは、アニメならではの演出で、爽快感が抜群だ。残念なのは、音楽映画でもあるのに、ラストでバンドの演奏が無かったこと。折角バンドが組める構成にしているのにこれは勿体ない。あいみょんの曲でも、劇中印象的に流れるゴダイゴの名曲「ガンダーラ」でもいいから演奏してほしかった。

 

 

私の評価…☆☆☆☆

 

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2020年1月 5日 (日)

マレフィセント2

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督:ヨアヒム・ローニング
脚本:リンダ・ウールヴァートン、ミカ・フィッツァーマン=ブルー、ノア・ハープスター
音楽:ジェフ・ザネリ
主題歌:ビービー・レクサ「You Can't Stop the Girl」
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):アンジェリーナ・ジョリー(深見梨加)、エル・ファニング(上戸彩)、ミシェル・ファイファー(五十嵐麗)、キウェテル・イジョフォー(竹田雅則)、サム・ライリー(阪口周平)、エド・スクライン(星野貴紀)、ハリス・ディキンソン(小野賢章)、イメルダ・スタウントン、ジュノー・テンプル、レスリー・マンヴィル(この3人の吹き替えは福田彩乃が一人三役で担当)、ロバート・リンゼイ(内田直哉)、ワーウィック・デイヴィス(魚建)、ジェン・マーリー(永宝千晶)、デヴィッド・ジャーシー(伊藤健太郎)、ジュディス・シェコーニ(鷄冠井美智子)、MIYAVI(MIYAVI)、ヨン・カリュー

 

 

  〈これじゃ、作らなかった方がマシ〉

 

 

 ディズニー・アニメーションの名作「眠れる森の美女」に登場するヴィランの物語を実写映画化した「マレフィセント」の第2作。前作に引き続き、美しき魔女・マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリーが演じ、オーロラ姫役をエル・ファニングが務める。

 

 

 マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)が“真実の愛”を見つけ、オーロラ姫(エル・ファニング)が永遠の眠りより目覚めてから数年後。オーロラ姫はフィリップ王子(ハリス・ディキンソン)からプロポーズされ、2人は結婚することに。しかし結婚式当日、フィリップ王子の母イングリス王妃(ミシェル・ファイファー)の策略によってオーロラ姫に危機が迫り、彼女を救出しようとするマレフィセントの“究極の愛”が試される。

 

 

 本年もよろしくお願いします。昨年11月と12月に観ていてまだ、感想書けていない映画があるので、そちらを先にUPしていきます。

 

 

 前作でちゃんと完結しているのに、余計なものを作ってしまった。

 

 

 前作も、確か喜べるような点数をつけていなかったと思うが、前作での出来事でマレフィセントとオーロラの信頼関係は強いものになったはずなのに、今回のオーロラは全くマレフィセントを信じていない。これでは前作でマレフィセントがオーロラへの愛に気付き助けたことはなんだったのかと思ってしまう。

 

 

 また、後半はダークフェイと呼ばれる妖精と王国の戦いになるのだが、王国は妖精を消し去る粉を開発して妖精を大量虐殺するにもかかわらず、すぐに和解。戦いが終わった直後にオーロラとフィリップの結婚式を挙げて仲睦まじくしている。これじゃ明らかに不自然だ。

 

 

 要するに、前作よりも展開が雑なのだ。戦争映画っぽくもあるが、本当に戦争なんかやってしまったら、終わった途端にノーサイドにはならないだろう。ファンタジーとはいえ、ここまで現実離れしてしまうと、観ていて呆れてしまった。

 

 

私の評価…☆☆

 

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