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2020年3月17日 (火)

"隠れビッチ"やってました。

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劇場:T・ジョイ京都
監督・脚本:三木康一郎
原作:あらいぴよろ「“隠れビッチ”やってました。」
製作総指揮:木下直哉
音楽:小山絵里奈
主題歌:Kitri「さよなら、涙目」
出演:佐久間由衣、村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、森山未來、前野朋哉、片桐仁、前川泰之、柳俊太郎、戸塚純貴、笠松将、田中偉登、岩井拳士朗、山本浩司、渡辺真起子、光石研 他

 

 

  〈今までに観た"拗らせ女子"の映画のなかでは傑作〉

 

 

 あらいぴろよのエッセイ漫画を、連続テレビ小説「ひよっこ」で主人公の親友を演じた佐久間由衣主演で映画化。

 

 

 26歳の荒井ひろみ(佐久間由衣)は、デパ地下で働く独身女。彼女の趣味・特技は異性にモテること。ナチュラルなメイクに露出控えめのワンピースをまとい、絶妙なタイミングでスキンシップを図り、視線や会話のテクニックを駆使して相手を翻弄し、狙った男に告白させたらフェイドアウトしてしまう。ひろみにとって、恋愛は日々の心の隙間を満たすゲームだった。清楚系女子のふりをして次々に男たちを戦略的に落としていく一方で、シェアメイトと暮らす家に帰るとまるで別人のようにだらしなく、シェアハウス仲間のコジ(村上虹郎)と彩(大後寿々花)はそんなひろみのことを清純派を装った“隠れビッチ”だと言ってたしなめるものの、彼女は聞く耳を持たない。そんな中、同じ職場の安藤(小関裕太)相手に仕掛けるが、数年ぶりに思い通りにならず、安藤を本気で好きになっていたことに気付きショックを受けるひろみ。さらにはやけ酒をあおり酔いつぶれている姿を同じデパートに勤める三沢(森山未來)に目撃され、醜態をさらしてしまう。ひろみは三沢に隠れビッチであることを打ち明け、封印してきた過去と向き合い始めるが…。

 

 

 タイトルから想像すると、軽いタッチのコメディかと思いきや、結構重たい内容にはビックリした。男にモテることで承認欲求を満たしているヒロインの生き様を描いた、言うなれば女性のダークサイドを描いた映画である。

 

 

 タイトル通りのヒロインのビッチな行動は、到底共感できるものではないが、そんな役を体当たりで熱演した佐久間由衣は、本作で"演技開眼"したのではないか。自らの殻を破ろうとするような頑張りには拍手を送りたい。

 

 

 ただ、村上虹郎扮するLGBTキャラは少々無理矢理感があり、エンドロール後のラストシーンも、"何で折角ハッピーエンドで終わっているのに蒸し返すねん!"という気持ちにさせられるのだが、所謂"こじらせ女子"を描いた映画としては、今まで観た中では楽しく観ることができた。

 

 

私の評価…☆☆☆★

 

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