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2020年6月17日 (水)

テッド・バンディ

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劇場:TOHOシネマズ二条
監督・製作:ジョー・バーリンジャー
脚本:マイケル・ワーウィー
原作:エリザベス・ケンドール「The Phantom Prince: My Life with Ted Bundy」
共同製作:マイケル・コスティガン、ニコラス・シャルティエ、アラ・ケシシアン、マイケル・シムキン
製作総指揮:ザック・エフロン、ジェイソン・バレット、ジョナサン・デクター、マイケル・ワーウィー
音楽:マルコ・ベルトラミ、デニス・スミス
出演(吹替版声優 ※判明しているもののみ):ザック・エフロン(森田成一)、リリー・コリンズ(清水理沙)、カヤ・スコデラリオ(和優希)、ジョン・マルコヴィッチ(金尾哲夫)、ジェフリー・ドノヴァン、アンジェラ・サラフィアン、ディラン・ベイカー、ブライアン・ジェラティ、ジム・パーソンズ、ハーレイ・ジョエル・オスメント、グレース・ヴィクトリア・コックス、テリー・キニー、ジェームズ・ヘットフィールド 他

 

 

  〈なぜこんな"シリアルキラー"が誕生したのか〉

 

 

 「グレイテスト・ショーマン」のザック・エフロンが、アメリカ史上最も凶悪といわれた殺人犯を演じる犯罪ドラマ。30人以上を殺害、IQ160の頭脳と美しい容姿で司法・メディアを翻弄したテッド・バンディ。しかし、一人殺されなかった女だけが知る真実があった。

 

 

 1969年、ワシントン州シアトル。テッド・バンディ(ザック・エフロン)とシングルマザーのリズ(リリー・コリンズ)は、あるバーで恋に落ちる。デッド、リズと彼女の幼い娘モリーの3人は幸福を絵に描いたような家庭生活を築いていくのだった…。そんなある日、車を運転中のテッドは信号無視で警官に止められ、車の後部座席に積んでいた道具袋を疑われて逮捕されてしまう。それは、マレーで起きた誘拐未遂事件の容疑であった。その前年にも女性誘拐事件が発生しており、キング郡警察の発表によると、目撃された犯人らしき男の車はテッドの愛車と同じフォルクスワーゲン。新聞に公表された似顔絵は、テッドの顔によく似ていた。突然の事態に混乱するリズ。一方、テッドはすべてまったくの誤解だと説明するが、次第にいくつもの事件の真相が明らかになっていく…。

 

 

 犯罪史上初めて"シリアルキラー"の冠が付けられた、実在の殺人鬼テッド・バンディが電気椅子で処刑されるまでを、バンディと長年交際していた女性エリザベスの視点から描いていく。事件後の裁判でのエピソードが中心で脚本の出来があまり良くなく、これだけではなぜ、バンディが卑劣な犯罪に走ったのかが分かりにくいのだが、本作と同じNetflixでバンディのドキュメンタリーも手掛けている監督の演出と、ザック・エフロンやリリー・コリンズ、ジョン・マルコヴィッチといった俳優たちの演技が良いので、何とかまとまった映画になっている。

 

 

 テッド・バンディは日本では馴染みが薄いのだが、アメリカでは有名な犯罪者で、17年前にも「テッド・バンディ 全米史上最高の殺人者」(日本ではDVDスルー)が製作されており、こちらは一連の事件から処刑されるまでを史実通りに描いているので、合わせて観るとちょうど良いのかも。因みに本作の原題「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile(極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣)」は、本作で描かれている通り、裁判で結審する際に裁判長がバンディに向けて言い放った言葉である。R指定の割には残虐な場面が殆ど無く、怖い映画ではないのだが、一見ハンサムな好青年が、実は姓犯罪者だったというところが恐ろしい。今までミュージカル映画で好青年を演じていたザック・エフロンは、これで新境地を開いた。そして、子役からデブったおっさんと化したハーレイ・ジョエル・オスメントにはビックリした(笑)。

 

 

私の評価…☆☆☆★

 

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